京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

平和でいいのだ

2008年03月16日 | 日々の暮らしの中で
梅だ桜だと、自然の推移に心を寄せながら日本人は生きている。

うららかな日曜日。
老若男女...
梅林のあでやかさに目を奪われる。
黄や紫のクロッカスの花にカメラを近づける。
トサミズキの木々。
まだ固いが、ほんのり赤みを増したあまりに多くのつぼみに驚く。

ここ府立植物園は、家から近いので、時々ぶらっと訪れる。
“姫ちゃん”お気に入りのオレンジ色をしたトンネルの滑り台。
今日も子供の声であふれていた。
  ドングリを拾ったね....

人間は、皆、感動する心を持ち合わせているのだ。
なんて平和なのだろう!
なんて穏やかなんだろう!
自分もこの光景の中に存在している。

  賀茂川の橋げたの下で寝起きするホームレスの記事。
  ネットカフェで暮らす男性の記事。
  チベットの暴動、宗教間での対立...
  子供たちの犠牲。
  むごたらしい数多くの事件...
 
対極に位置するかのような日常が、実際に存在もしているのだが...
必死に生きている人だって少なくない...

そんなことを考えなくてもいいのか、このシーンの中では。





コメント
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