京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 言葉・言の葉  

2009年11月01日 | 日々の暮らしの中で


十一月・「霜月」。七日は「立冬」。

実際の昼間の気温からすると、「冬遠からじ」はまだまだ遠い感がある。
「そぞろ寒」「やや寒」「肌寒」「うそ寒」「朝寒」「夜寒」「かりがね寒」「身に入む」…「凍る」「しばれ」などと、
それぞれの季節の中で、微妙な違いを楽しむかのような日本人の季節感。それを守り今へと伝えてきた、「言の葉」の継承。自分がそうした言葉に包まれて暮らしている。なんて素敵なことなのでしょう。な~んて…。

昼からの雨。窓を打つ雨音さえも楽しんで、ゆったりの日曜日。
水たまりに真っ赤に色づいた楓の葉。

“ゆく秋を惜しむ“のも近いのだろうか。
寒くなるという予報。紅葉はまだこれから楽しめる。

              (紅葉はこんな感じで… 夕暮れ時)


コメント (5)
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