京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 あるがままに3日間を

2013年08月01日 | 日々の暮らしの中で

娘が4歳を前にして、おえかきちょうにいっきに描いたヒマワリの絵です。それをみていた私は、記念に残そうと丸く切り抜いて、厚紙に重ね貼りしました。昭和58年7月、たまごの殻を重ねてモザイクで仕上げたものです。病院に入院中の作品でした。8月中旬に誕生日がやってきますが、この絵を描いてからちょうど30年が経ちました。

向日葵(ひまわり)は、太陽の動きに合わせて向きを変えると信じられたために、中国では「迎陽花」と書くのだと、8月のカレンダーをめくったところ、そんなことが書いてありました。ひとえに太陽の光を浴びて輝き、「私はあなただけを見つめているのよ」といった花言葉にも納得させられそうです。一本の茎の上に大輪の花を一つの逞しさ、強靭さ。

明日はお山に入ります。どんな匂いがするのでしょう。著名な講師陣のお顔を見つめながら、お話を一言たりとも漏らさず…、とは全く自信ありません。一つでもふたっつでも心に残して帰りたいものです。マジメに、ゆったりと、しなやかに~、と楽しみたい。
霊妙な気に包まれて過ごす3日間、広くて深い青空が迎えてくれることを期待しています。
コメント (9)
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