
前回(4/13)とは場所が変わって、東山区四条通に面した西利のギャラリーで開かれている写真展に出掛けた。蓮華笠と白い浄衣に身を包んで雪の山中を歩く光永圓道大阿闍梨です。昭和50年生まれ、42歳とお若い。

写真集出版を記念しての写真展でしたが、写真集には手が出せず、こちら『千日回峰行を生きる』を求めました。「何かしら生きる上での糧となるような機縁に」なるよう、読ませていただきたい。
実は昨日、出羽三山で修験道を今に守る羽黒山伏が唱える『感じるままに生きなさい 山伏の流儀』を購入したところでした。
羽黒山五重塔の一見をかなえたくて、ツアーでの参加を計画したものの先延ばしで断念することになった4月。これまでは、はるかに遠方の地、縁も薄いかと思っていたのですが、一歩踏み出したことで、タイミングさえ合えば行けるのだという思いを強くしています。気になっていた一冊でした。

山伏の流儀を読んで、「物事を頭で受け止める癖を改めて魂で受け止める方が、ストレスからの解放や生きやすさにつながるという道理がよく胸に落ちる」、かどうか。さっそくこちらから。
ある書物を読んでいて、「結局、その信は教養以上には出ないのです」という言葉に触れました…。