京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

桜どき

2017年04月10日 | 日々の暮らしの中で

十日。公立小学校では、まさに「花どき」のタイミングで入学式が行われました。

「桜は朝8時までに見ると、夜露が残っていて美しい。寝起きの顔が一番よろしいということですわな」
とは、桜守の佐野藤右衛門さんの言葉です。京の桜どき、近くの公園も満開です。明日は雨の予報です。今日を逃しては悔やむことになると、午前11時ごろから花見に出ることと相成りました。
上賀茂神社の参道の東側にある「御所桜」は白い花の枝垂れ桜です。青空だったら、日差しがあればなあと、ひどく曇った灰色の空が残念ですが、この白い花びらが醸し出すやわらかで、ほんのりとした空間が、風景が好きです。気品を感じる桜で、今年の花見への思いは充分に満たされました。

       孫娘のJessieが初めて日本にやってきたのが生後半年の春。ベビーカーに乗せて訪れていたことを思い出します。

そして、賀茂川沿いに「土手の花見」です。



よいお花見をしました。もう少し早い開花なら、孫を連れての散策も楽しめたでのしょうが。

コメント (8)
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