京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

誘い水も…

2018年08月20日 | 日々の暮らしの中で
 「映画『カメラを止めるな!』、これ話題作ですよ。当日券は完売で3日後のチケットを買って出直しました」
しばし無沙汰の挨拶もなく、いきなりこの調子で始まるメールを受け取ったのは今月初旬。いつものことだけど、いきなりなんやの!?と一瞬思ったりしてしまう。そして、
 「三谷喜劇を映像化したみたいな傑作でした。京都の劇団「ヨーロッパ企画」の作風に感じが似ています。お薦めです」と。

そうなのね。でも全く知らない話でした。どんな内容なのか気にかかることもなく日が過ぎて…。「観ましたか?」って。観てない。どこで上映されてるのかも知らない。「面白そうだから行ってみない?」と誘われても関心が持てなくて引くことはあるが、幅広く私を舞台や映画にと案内してくれる友人である。久しぶりに落ち合った。忙しくて映画に気持ちを向ける機会もなかったということにしてしまった。


紅のサルスベリと白のサルスベリの花房を剪り、槇花に添えて仏前に供えた、と前登志夫さんが書いていた。それを読んだとき、サルスベリを仏前に供えることはなかったので、何か新鮮さを感じたものだ。
通りがかりのお寺の門前で、ふとそんなことを思い出した。








コメント (6)
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