

年末に子どもが「もういくつ寝るとお正月」と歌う、その「いくつ」にあたる残り少ない日を「数え日」と言う。
出久根達郎さんは「美しい日本語の一つ」と言われた(『隅っこの四季』)。
あまり押し迫って、もうあと二日三日というところで使ったのでは笑われる。数える必要がないからで、大晦日まで6,7日というあたりが出番だろうか、と。
「押し迫ってきましたね」と挨拶されて、すかさず「数え日になりました」と答えたり、「せわしくていけないね」などと話しかけられたとき、間髪を入れずに「数え日ですものね」と返事をする。
うまく使えたら、おっしゃれ~~…?
使用期間限定語。チャンスあるかしら…。
