京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

ささやかな、十分幸せな新年会

2020年01月18日 | 催しごと

尼講さんの新年会でした。11人参加(にプラス2名で)、まあ、お喋りが弾むこと! 口がよく動くうちはみな健康なんです。

平常のお講さんは基本的には白飯持ち寄りで、お汁と漬物を当番の組が準備します。お豆さんを炊いて持参してくださる方がいると、あるいはこちらでお豆さんなどたいて、そういう時は一品増えるわけです。ご飯はどうせ我が家で炊きますから、「〇〇さん、ご飯なかったらうちにあるでかまへんよ」と今は亡き義母が言い始めたことで、いつの間にやらおくどさんでのご飯炊きも追加仕事になりました。
ただ今日は新年会。仕出し屋さんにお料理を頼みますのでお汁を作ることもいりません。漬物を持ち寄って下さるので小鉢に盛り合わせます。

この仕出し屋さんは商店も営んでいて、中味が空の財布を持って出た私を、どうってことないという顔つきで「かまへんよ、つけておくさかいにな」とレジ打ちしてくれたお店なのです。まあ、その代わり、と言いますか、暮れには正月用品を「〇〇と▢▢▢と△△△と。。。と頼むでなー」式に店側の注文を受けたもう事になります。これも義母の頃からのお付き合いで続いています。代はどちらの側も変わりました。

高齢集団で行動範囲も狭い尼講さんたちですが、テレビからの情報収集力には長けていて芸能部門から社会問題までこなし話題に事欠きませんのですよ。喋って笑って、よく口を動かすことで脳も活性化、健康の元です。「keiさん、おおきになー」。ささやかながらも楽しんでお帰りです。
コメント (4)
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