紅梅の艶やかさとは異なる、清らかな白梅。
やっと満開近くになりました。なんとも遅々とした開花への歩みですが、それこそが存在感たっぷりの古老です。
老いてこその美しさ。年月によって育まれた風情。存在の美。
〈春はなりふりかまわぬ、というていで、急ぎ足に、髪ふり乱してやってくる〉と田辺聖子さん。
催し事の自粛は、寺の役員さんの会合に、中学校の同窓会にも及んでいると“境内での報告会”で知りました。こんな茶飲みでいっぷく会も、自粛要請の範囲に含まれるのでしょうか…ね。ささっと立ち話をして別れなくてはならない?
次々と花が咲き出す、明るい春らしい話題で楽しみたいですね。