京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

桜咲く

2020年03月28日 | 日々の暮らしの中で
書き残さないと忘れる物語が、今日という一日がある。と言って、何か特別な一日であったわけではない。
古典の日推進委員会主催による令和2年度・街かどカフェ「京の『粋』を作る男前(ひと)たち」と題したリレー講演会の案内をいただいている。6月に2回、7月に3回。5回通しでの申し込みになると言うからどうしましょ。あまり関心はないのでスルーかな…。


「来年も必ず桜は咲きますから!」とお花見や不要不急の外出をぜひ自粛するよう山中伸弥氏が訴えておられた。「花は咲いても来年のいのちがあるかわからへんや」言った人がいた。日本人は桜の花によって自分のいのちの切実さを感じるものと思うところもあったが、今はそんなことを言って食らいついている場合ではなかろうに。


上賀茂神社から、賀茂川の堤のほうへと出てみた。


3「密」の悪条件はクリアーされる普段はほとんど車が通らない道に、このトンネルを抜けようと車が次々にやってくるのが無粋なことに思われた。帰り道で、「今日はこの先で何かあるんですか」と交通整理にあたる工事現場の人に呼び止められたくらいだ。
どんより重い空の下、五分咲きほどかしら。
コメント (4)
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