京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

14歳、たびだち

2020年03月21日 | HALL家の話

孫娘Jessieは急遽、19日夜の便で父親の待つオーストラリアへ帰国しました。
家族みんなで見送りに行きたいところでしたが、夜、幼い子を連れての空港へは不安もあり、下二人を預かることにして午後3時過ぎに家の前で送り出しました。母親と、親友の二人が空港まで一緒に。

オーストラリア政府による入国制限措置がとられました。
【新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、2020年3月20日(金)の午後9時(オーストラリア東部時間)より、オーストラリア人及び永住者とその近親者を除く全ての方々が入国できなくなります。オーストラリア人は帰国できますが、14日間の隔離対象となります。】

14日間の自宅待機はありうることと想定してはいましたが、入国に関して近々こうなるかもしれないという情報を得ていたので、明日(19日)の便で!と言う父親の判断に従って慌ただしく帰って行ったのでした。いる子がいない。大きな穴があきました。Tylerはさばさばしていますが、Lukasは「Jessieは帰ってこない?」と口にします。

出迎えた父親と帰宅途中、父親の叔母、これまで何くれとなく世話になってきたアンティ・ダイの家に立ち寄ると、車内で待つJessieの姿を見て小躍りして喜んでくれたとのことでした。近くには、いとこたちがいることも安心材料ではあります。

      Jessieの原風景は10歳まで過ごしたこの地(国)にある。それは、人が生きる「かなめ」になるもの…。かわいそうという思いはない。


コメント (4)
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