京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

小さな花を

2020年05月12日 | 日々の暮らしの中で

明るい日差しが注ぎ、気持ちが晴れ晴れするが、ふっと、(ああ、どこも行くことはできないんだな)などと思い直している自分がいる。
せめてウォーキングどきに小さな発見を楽しもうとする日々だが、気温が上がったこの頃、マスクをつけて歩くのがどうにも不快だ。極々たまに人とすれ違ったり、いきなり後ろからジョギングの人が私を追い越していくが、こんな状態でマスクって必要なのだろうか。
山の白藤が花盛りだ。オレンジの花の蕾が開き出していて、ミツバチが羽音を立てていた。鼻を近づけてみると、かすかな香り。爽やかでもあり渋さもあるような。

まだ?と待っていたゲラ刷りが送られてきた。
例年6月発行の同人の会誌で、今年は30号という記念の号ではあったが3月、4月、この5月と例会は中止、印刷屋さんのほうも仕事が滞りで、すべてに遅れが生じている。長年在籍の同人は相当な愛着を持つ会誌だが、参加して3年目になる私は一歩も二歩も気持ちは後追いだ。それでも4作、原稿ときっちり突き合わせて確認し、修正を加えるなどもした。明日もう一度見直したら返送するつもりでいる。更なる校正を重ねていく。
まずは6月の例会が開催できるといいのにと楽しみにしているが、どうなるかしら…。

コメント (6)
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