京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

何を選択するか

2020年05月22日 | 日々の暮らしの中で

21日、緊急事態宣言が解除された。
「ずっと家にいた」と子供も若者も口にする。外出の自粛という選択を受け入れて、およそひと月。休業要請の解除も拡大されつつあって、街中への人の出も増えていくのだろう。だからといって、

デパートの開店前からの列に加わる選択肢はないし、仁和寺の拝観が始まったから明日にでも行こうという意欲もわかない。
この先、自分はどのような選択をするだろう。何かのはずみで思いもかけない選択をすることだってあるが、それだって、「ああ、それはやっぱりあなたらしいよ」と人には映るだけのものかもしれない。

今は「解除」の言葉を聞いても、別に何が変わるでもなくて気分も高揚しない。それなりに日々すべきことをしながら気持ちの維持には努めてきたつもりでいるが、3月後半、4月から続く自粛生活がもたらした気持ちの落ちようみたいなものがあるのかもしれない。まあ、ゆっくり気分の上昇を待つつもりでいる。その時、何を選択することか。白はすべてのはじまり。すべてを受け入れる色。

6月初旬の文章仲間との例会は開催するという連絡を受けとった。
コメント (7)
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