京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「おため」・お返しを

2021年07月05日 | 日々の暮らしの中で
これまで幾度となく歩いているウォーキングの道なのに、今年になって初めて頭上にテイカカズラの花を見つけ、またクスノキに咲く花を見るということがあった。少しさかのぼって2月のこと。ソメイヨシノが植わる賀茂川の土手で、奇妙な形の冬芽をつけた木があるのに気付いた。ここは桜並木。そこにまじっていったい♪この木なんの木?と気になってならなかった。それが少しずつ、明らかな変貌を遂げていく。



巻かれてにょろりと垂れ下がるものが葉っぱだったとは、…思わなかった。4/10

「やがて赤い花穂が出ます」と会津マッチャンさんに教えて頂き、そのころ私も目にしていた。5/6

青い小さな実を結んだ。5/22

巻かれたた葉は放たれて茂りに茂り、葉隠れにちゃあんとわかるクルミが生っていましたぁ~。(7/1)梅雨空に爽やかな色合いです。

始まりは偶然だったが感動や発見のいただき物をしましたから、そう、ちょうど「ありがとう」の心をお返しする〈おため〉のように、ここにその余韻をとどめておくことにしよう。
コメント (4)
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