京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

愉しければ

2022年01月09日 | 日々の暮らしの中で

孫たちに、それも一人一人にあてて、はがきを出そうと思い立ちました。

子供の友達から次々にエアメールが届くことを本人はもとより母親がとても喜ぶ声を聞き、厚かましくもその中に割り込もうという算段です。
手元には子供向けにふさわしいものがなく、買いに出ました。
こんなことで人なかに出て、余計なものを背負って帰ってはどもならんと笑われるのですが、そうは言いましても、です。
それに、「こんなこと」とも言い難く、まことによい思いつきだと満足しているのです。

相手を思い定めて、それぞれに選んだ3枚。3枚を一緒に出そうか? 一日ずつずらして出してみようか? 受け取る側はどっちが愉しいか、あれこれ考えます。

暖かければ歩きに出、よし、絵葉書をと思い立っては店巡りと、なんともお気楽な日々に映るでしょうか。
小さな子供もいないし、これと言ってしなくてはならないことも今はなく、時間があります。小さな楽しみを見つけて、自分が愉しいと思える一日にする。
それが豊かなのかかどうかは言えませんが、まあ、いいかです。
少なくとも、しょぼんとしているよりは、老いたりとは言え?? のびやかな気持ちで日が送れます。それも大したことではなく、ほんのちょっとした心がけの問題にすぎないのですから。
コメント (4)
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