京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

口伝のレシピ (再)

2023年08月04日 | 日々の暮らしの中で

散れば咲き散れば咲きして咲き継ぐサルスベリ。
折しもの風で散り花がいっせいに路上をほろほろ、ほろほろところがり始めた。
青い空に白い花を手向けるサルスベリの木を見あげながら、家までの道をいっぷく。
暑かった!!


農家さんからゴーヤを分けてもらったからと分けて下さる人がいて、有難く3本いただくことにした。念頭にあるのは、ゴーヤの酢漬けだった。

娘家族が大阪の地に住まいを移していたころ。末の孫を預かる日に向かう先は公園と決まっていた。その公園の近くに住む女性と親しくなって、それを娘に話すと、畑の野菜や、できあがりの一品を持たせてくれるなど、よくしていただいている方だと知った。
〈ゴーヤの酢漬け〉もそうしたときの一品だった。

公園で作り方を訊ねると快く教えてくれたが、それを覚えて帰った私の頭もやわらかだったということよ。
3年前になった。お元気にされてるかしら。


【口伝のレシピ】
①氷砂糖 250g
 酢、薄口醤油  各200mℓ 
 を合わせて煮溶かし、漬け汁を作る。
②綿をとったゴーヤ2本をスライスして、水にさらす。
 2回ほど水を換えて苦みを抜いたあとは、よく水切りする。
③①が冷めたら、②を漬ける。

漬け汁は再度使えるので、さらに2本ほどのゴーヤを処理して漬ける。

お試しあれ~。たくさんの人に宣伝してまわり、好評の一品です。
今夕は暑さでちょっと疲れを感じていたので明日回しにした。
コメント (4)
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