縁先に集まった、それも不意の来訪者たち。70歳も半ばを過ぎた女性陣が、腰痛や筋肉の話を始めた。
私の周囲ではジム通いなどに無縁の人ばかりだが、顔を合わせれば病歴の披露と克服への努力話はいつも花盛り。
しかもそれぞれに、ご自慢の先生がおいでだ。何度も聞かされた話もあるが、「そうでしたね、そうでしたね」とまた聞かせてもらう。
「太ももの筋肉を落とさないために、自転車がいいんやて」
整形外科の先生がそう言ったのだという。確かに、坂道を上るとかなりの負荷がかかる。鍛えられそうだ。でもねー、自転車も年齢をそこそこ考えないと。急には止まれない、ではダメでしょう。娘が使っていた自転車を廃車に?してからこの何年、家に自転車がない私は、歩くしかない。やっぱり自転車買おうかあ??
ご近所の文子さんが通りかかり、自転車を止めて入ってきた。前かごに荷物が積まれ、お使い帰りらしい。
「お彼岸やなあ。ごくろうさんやなあ」竹箒が置いてあるのを見て言う。「ちょっときれいにしとこう思ってね」
お喋りが好きで、その流れを止めるのにはいつも失敗続きの私だが、何気なくかけてくれる一言に気持ちが通うものを感じる人だ。
砂利の上を掃く音は、なぜかいつも人を呼びよせる。
必要ですよね〜
私はもう無理ですね。
でも、自転車ばかり乗っておられる方は
私を見て「歩けて良いねぇ〜。私は膝が
痛くて、歩けないんよ」と言われます。
とにかく、自転車も危ないし歩くのも
しんどい..。という私ですね〜。
私を含め、そうでない者は効果があるんだかないのかわからいまま、自己流健康法です。
歩くのはしんどいから自転車という方はいますが、危ないなあと思って見ています。
人が寄っては情報交換したり、ご無沙汰を埋めたりと小さな結びつきができます。
それが、病気や病院の解説であったり、スーパーの安売りの話であったり…(笑)
そこに「そうでしたね~」「そうなんですか」などと聞き役が混じられると益々話は盛り上がりますよねー。
傾聴ボランティアが重宝されるゆえんでしょうか。
自転車ですか。確かに、バランス効果と筋肉維持にはやくだつのでしょうね。リスクがね~(笑)
やはり日本の足を地につけて歩く。安全は大切ですよ~。
息子は、「前に聞いた」とそっけない態度を示すことがありますけど、
冷たいなあ~と感じますから気を付けなくちゃです。
聞き手の善意が話し手をのせるって本当ですよね(笑)
高いパンクの修理代を払って安物の自転車を乗り出しましたが「廃車」に。
歩いていたって危ないご時世ですが、リスクの文字がちらつき出しますと、賢い選択はあるく事に。