Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

スリランカでアーユルベーダのはずが 5

2007-10-20 23:42:15 | 南アジア
バーベリンのアーユルベーダ

ウェリガマに移って仕切りなおし、またドクターの診断からアーユルベーダのトリートメントを始める。
 
こちらのドクターは女医さんが二人。左の先生はちょっと愛想なしで怖い。もう1人の若い先生は小柄でおしゃれ。

ベルワラと同様、こちらでも体質に合わせたハーブの薬が毎日出される。
 自分の部屋番号の棚から毎日決められた時間にピックアップする。
 
飲み薬、粉薬、練り梅のようなお薬と皮膚に塗るオイルを処方された。それぞれ飲む時間も細かく決められている。さらに毎食時に飲むハーブ薬はテーブルに常駐。

トリートメントのはじめはオイル・マッサージから。
 このカーテンの奥がそれぞれ小部屋になっていて、マッサージは二人一組で施術してくれる。
 かわいい制服のお姉さんたち。後の蒸し器ではハーブボールが蒸され、マッサージの最後はこれでリンパ節を暖めてくれる。これが気持ちいい。
 マッサージの後は風通しのいいテラスで横になりながらハーブパック。体の悪いところにガーゼに塗ったハーブ・ペーストをぺたっと貼ってくれる。

これが終わったら一度シャワーでオイルを流して、次はハーバル・バス。
 こんな大鍋で煮出したハーブ・エキスの入ったお湯を頭から何回も何回もかけてくれる。

そして針治療。額と腕、脚に針を刺された状態で30分ほど横になるのだが、静かでふーっと力が抜けていくような雰囲気。周りには寝息を立てている人も結構いる。

この針の先生が優しくて本当に素敵。津波にあってこちらに移ってきたと言ったら「まあ、それは大変だったわね。でも得がたい、いい経験をしたわね」とやさしく言われてほろっとしてしまった。

体質や症状によってトリートメントの内容は変わるので友人たちはまた別のメニュー。
ここではシロダーラにもいろいろ制約があって、結局我々は受けられなかった。

ケララとはちょっと違う内容なのが面白かった。

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