Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ブータンの秋 3

2007-10-28 16:07:57 | ブータン
農家滞在2日目。
家からさらに山を登ったところにあるお寺へ参拝に行く。
途中、視界が開けた所でブータンの聖なる女神の山、ジョモラリ(7314メートル)がきれいに見えて感激。


近くの農家では脱穀作業中。
 
我々のガイドも棹をふるってお手伝い。

 山の上の僧院
 ここには子供の修行僧が一杯
 お昼は近所の村人がお坊さんたちのために持ってきた食事をお相伴させていただいた。山盛りのご飯に青菜の煮物と唐辛子、あとセンマイ(牛の胃袋)を煮た料理があったがこれがびっくりするほどおいしかった。
チベットのお坊さんは肉を食べる。野菜の採れない高地ではそうしなければ生きていけない。

帰り道、また別の尼僧院に寄るとここには重い経典が置いてあり、これを頭の上まで持ち上げられると幸運だという。
 30キロはあるこれを持ち上げたのはさすがトレッキングガイド。

山歩きで一汗かいて、夕方は隣の家へお風呂をもらいに行った。
風呂と言っても庭の隅に穴が掘られ、木の枠をはめ込んだ中に焼いた石を入れる石風呂、ドツォ。
 我々のために周りをシートで囲ってくれた。
 お見苦しい写真ですが、こんな大きさ、ということで。一人がちょうど入れる大きさ、お湯の温度は石の数で調節してもらい、これは想像以上の気持ち良さ。
 10年前、初めてブータンに行った時には、タクツァン僧院への道端でもドツォに入っているおばちゃんたちがいた。写真まで撮らせてもらったが、さすがに最近のパロではこんな姿は見られまい。

汗を流して、お父さんのおいしいご飯を食べて、

電気のない部屋の中では小さなケロシン・ランプが驚くほど明るく見える。
普段の夜は小さなマニ車を回してお祈りをして過ごすのだと言っていた。
この家にも去年は電気が来るようになっていた。

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コメント (1)
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