美瑛町在住の映像作家・山崎一氏が撮影・編集した「映像大陸北海道」という作品全12巻をこのほど全巻視聴することができた。北海道の自然の美しさ、雄大さ、厳しさを再確認することができた12巻だった。
札幌市図書館のDVD資料に「映像大陸北海道」という12巻のシリーズがあることを知った。「これは『めだかの学校』の学習資料として利用できるかも?」と閃いた。私たちが棲む北海道の良さをお互いに再認識する機会として有用では、と考えたのだ。
シリーズは次のような構成からなっていた。
№1「美瑛9月~朝霧」
№2「江別~ハルユタカの里」
№3「知床~冬の使者・流氷」
№4「釧路湿原2月~丹頂」
№5「小樽2月~雪あかりの路」
№6「美瑛1月~白の世界」
№7「札幌5月~初春の山野草」
№8「さくら~北海道の桜 その1」
№9「富良野7月~風薫る大地」
№10「石狩 夏~浜辺・夕景」
№11「知床7月 静かな野生」
№12「サロベツ5月~海風吹く原野」
私は札幌市図書館から、これらのDVDを次々と借り出し、視聴し続けた。不便なのは、映像資料の類は一人が一度に借りられる点数が2点以内なのだ。このことがちょっと煩わしかったが決まりなので仕方がない。借り出し、視聴しては次を予約、この繰り返しを何度もして、結局全巻視聴するのに1か月半くらいかかった。
さすがに映像作家である。北海道の自然の素晴らしさを見事に切り取ってくれた内容となっていた。その中でも、№1「美瑛9月~朝霧」、№2「江別~ハルユタカの里」、№10「石狩 夏~浜辺・夕景」などが印象に残った。
私たち「めだかの学校」では、新年度下半期の学習素材としてこれらの DVDを活用し、映像フォーラム的な講座を行うことにしている。
具体的にどのような講座となるかは、これから検討していくことにしているが、できれば会員がお互いにレポーターを担当し、その後感想を話し合うような形にしたいと考えている。楽しく有益な講座になるよう工夫したいと思っている。