田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

テスト登山 to 藻岩山

2021-12-25 15:48:25 | 北海道低山紀行 & Other

 ゆっくりゆっくりと、通常の2/3いや1/2程度の歩幅か?ともかくできるだけ体に負荷をかけないようにと登り続けた。その結果、なんとか山頂に立つことができたが…。考えてみると、それが登山の良さなのか??

 私は今思い迷っている。というのも昨年、一昨年と続けた元旦のご来光登山をしようか、するまいか、思い迷っているのだ。

   

※ 藻岩山の登山口の一つ「慈啓会口」の登山口付近です。

 そう迷うわけは二つある。一つはこのところ急に自覚するようになった己の体力低下だ。ちょっと長距離を急ぎ足で歩くと息が上がってしまう。10月に足痛に見舞われたのも9月下旬に大雪の赤岳、黒岳を無理して登った後遺症と考えられる。私にお正月の藻岩山登山が耐えられるのか、思い迷っている。

 そして二つ目は、少々無理をして登ってもはたしてご来光を拝むことができるのか?今のところ伝えられる天気予報では絶望的である。実は昨年、一昨年ともご来光は拝めず空振り登山となっている。

   

※ 慈啓会口は藻岩山の北側にあたるため日陰です。山の向こうに陽射しが見えます。

 う~ん。状況は芳しくない。ただ天気予報は当日が近づくにつれ、気圧の配置に変化が出て、変ってくることもなくはない。

 天候のことは自分ではどうすることも出来ないが、自分の体力については気力が体力の低下を補う場合もある。そこでまずは自分の体力の現在地がどうなのか?それを確認したく思い、昨日24日テスト登山を実施した。   

 登山口は我が家から最も近い「慈啓会口」、登山道はもちろん雪に覆われていたため、トレッキングシューズに軽アイゼンを装着しての登山となった。

   

※ 馬の背に至る階段登行を強いられる登りです。

 前述したように歩幅はいつもの2/3いや時には1/2程度の歩幅でゆっくりゆっくり登った。 後続の人たちに追い抜かれても気にせずゆっくりゆっくり…。あまり息も上がりもせず、途中2~3度立ち止まっただろうか?登山口からちょうど1時間30分後に山頂に立った。もう少し元気だった夏山ではいつも1時間前後だったから、元気な時の1.5倍の時間をかけるとなんとか登れるかもしれないという自信を掴んだ。

 登山はどれだけ遅くとも、誰にも何かを言われるわけではない、咎められるわけでもない。一人ひとりがマイペースで頂きを目ざせばよいのだ。そこが登山の良さである。年齢相応の登山を心がければ藻岩山なら何とかなるかもしれない、という自信らしきものを掴んだ。

   

※ 山頂の眼下に広がる札幌市街地です。左中央上の高い建物群が札幌駅周辺です。

 問題は天気である。苦労して登ってもご来光(初日の出)を拝めないとしたら、元旦に登る意味は半減してしまう。もし天気予報が今のまま変わらないとすれば、無理はしないと考えている。

 もし幸運にもご来光が拝めるような天気が予想される場合は、老体に鞭打って登り、ブログにお立ち寄りくださる皆さまに初日の出をお届けしようと思っている。乞う!ご期待のほどを!

   

※ 藻岩山山頂から南側を見たところです。右の高い山が札幌岳のようです。

【藻岩山(慈啓会コース 冬登山データー】
標 高  531m(標高差約440m)

駐車場  公共の駐車場ではないが、慈啓会病院が所有の駐車場を利用させてもらえる。
行 程  登山口→(55分)→馬の背(分岐)→(35分)→藻岩山山頂→(20分)→馬の背(分岐)→(25分)→登山口
時 間  登山(1時間30分) 下山(45分)
天 候  晴れ
登山日  ‘21/12/24



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