JR札幌駅の夏休みではない。札幌駅に直結するデパート「大丸札幌店」の企画イベントである。今年のテーマは「北海道のことや、北海道の森のこと」と銘打ち各種展示やワークショップが開催されるとあって覗いてみた。
アウトドアからすっかり遠ざかってしまった私にとって投稿ネタに困ることが多い。体は回復したのだが、アウトドアに向かう気力が湧いてこない。やはり老化が忍び寄っているのだろうか?秋になり、気温も落ち着いてきたとき、気力が甦ることを期待しているのだが…。
というわけで、今日も街中の話題を取り上げることにする。
「サツエキのナツヤスミ」は大丸札幌店で7月28日から8月17日までの日程で開催されていると新聞に載っていた。その中でも目玉企画と思われる「木こりキャビン」が本日から展示されるとあって訪れてみた。
会場に赴いて知ったことだが、展示やワークショップは主として、上川管内中川町、北大森林研究会、北海道芸術デザイン専門学校が主として関わっているようだった。
特に中川町が力を入れているようだった。本日の目玉の「木こりキャビン」も中川町を中心にして活躍する「木こりビルダーズ」という集団が提供したものである。展示されたのはあくまで小さな模型的なものだが、本来的にはログハウスとは一線を画した森の中に建てるのに相応しい建物(住宅)の提案をしていた。また、中川町は森林が生み出すさまざまな木製品も展示していた。
一方、北大森林研究会は2019年に7人の北大生で結成されたグループであるが、彼らは森林の魅力や価値、森林が生み出すエネルギーについて研究したり、楽しんだりしているグループだという。彼らは「森のおとしもの」と題して、森林から得ることのできるエトセトラを展示していた。また、展示には北海道の森には欠かすことのできないヒグマを展示し、見物客の注目を引いていた。
北海道芸術デザイン専門学校の方は、展示期間が日程後半ということで本日は目にすることができなかった。
イベントは前記したように17日まで続く。本日はまだ目に出来なかった展示やワークショップ、さらにはキッチンカーなども登場するようである。北海道の森林の魅力とデパートがコラボしたこの企画は、夏休みに買い物に訪れる親子には絶好の企画のように映った。