時代に追いついていないなぁ、と感ずることが多々あるが、今回の体験はそのことをいやというほど感じさせられた。というのは、ある必要からスマホのギガ数の変更を申請したところ、四苦八苦の大苦戦を強いられたのだ。
日頃からスマホのギガ数が少ないために、月末になるとスマホが極端に遅くなる不便を感じていた。今回、ちょっとした旅を計画していて旅先からブログを投稿するのに不安を感じたために、ギガ数を上げる申請をすることにした。そこでドコモショップを利用しようとしたのだが、ドコモショップが混み合っているという。
※ 私が現在愛用しているiphone11です。
そこで、妻が困ったときのためにと「あんしん遠隔サポート」というサービスに加入していてくれたので、それを利用することにした。
先週末、「あんしん遠隔サポート」サービスを利用してギガ数アップの契約申請をした。遠隔サポートのスタッフはとても親切丁寧に導いてくれた。といっても、スタッフの指示に従いながらの作業は困難を極めた。何度も何度もスタッフに聞き返しながら遅々とした作業が続いた。時間にして2時間以上のサポートを受けたのではないだろうか?ヘトヘトに疲れながらも、なんとか手続きを終えた。そして、先方から新しいsimカードが送られてくるので、到着次第そのsimカードを入れ替えることでギガ数を上げる手続きが終了するとのことだった。
昨日、そのsimカードが届いた。届いたsimカードは僅か1cm四方くらいの小さな小さなカードだった。それを入れてきたダンボール箱はなんと30×20×9(cm)という必要以上に大きな箱だった。
※ simカードはこの箱に入って送られてきました。箱の上の手前に小さく写っているのが送られてきたsimカードです。
そして今日、業務開始時間の午前9時を待って再び「あんしん遠隔サポート」に連絡を入れ、simカードの入れ方の指導を仰いだ。これがまた困難を伴った。ゼムクリップを使って、スマホの横についている小さな穴を強く押し付けプレートを引き出さねばならないのだが、いくら強く押し付けてもいっこうにプレートが出てこないのだ。これには先方のサポートスタッフもなす術がなかったようだ。
幸いなことに、iphone11を購入した時の化粧箱の中に小さな穴を押し付ける器具を見つけることができたのでなんとかプレートを引き出すことができて無事にsimカードを交換することができた。その後にも、スタッフのアドバイスを受けながらなんとか作業を終了することができた。(ホッ…)
※ 写真上のゼムクリップではどうしても開けられなかったが、手前の専用の道具
が見つかり事なきを得ました。
それにしてもである。「あんしん遠隔サポート」のサポートを受けながらも四苦八苦の末になんとか所期の目的を達することができたが、そうでなければ私は現代の機器を使うことができなかったということになる。一事が万事、最近は時流に乗れないシニアには生きづらい世の中になってきたことを痛感させられる。老け込んでなどいられない。老体とはなりながらも、気持ちは若々しく保ち、新しいことをどん欲に吸収できるシニアでありたいと思ってはいるのだが…、はたして???