田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

今年の清掃ボランティア終了!

2021-10-30 18:16:11 | ボランティア

 私たち(近美を愛するブリリアの会)が夏の間定期的に続けている近代美術館前の歩道の清掃活動を、本日30日をもって今季の活動を終了した。途中、緊急事態宣言が発せられたことにより2回の中断を余儀なくされたが、今季は計13回の活動をすることができた。

 「近代美術館の前を勝手にきれいにしましょう!」と呼び掛けて始めた私たちの清掃ボランティアだが、今季12年目を迎えていた。雪が路上から消えている4月から10月の間、およそ2週間に1度の割合で早朝に清掃活動を行ってきた。だからこれまでは年間15~6回の活動をしてきたのだが、本年は5月と9月に緊急事態宣言が発せられたことで、通常の活動は11回に止まった。その他に街路樹枡花壇の植え付け、整理と2回の通常外の活動を含めて今季は合計13回の活動を行った。

 この時期の近代美術館前の歩道は大変である。秋も深まったこの時期は、頭上を覆うように聳え立つ大木から大量の枯葉が舞い降りてくる。今朝も清掃前の路上は枯葉で埋まっていた。(ややオーバーな表現かな?)その大量の枯葉を私たちは機械力がないため、全て手作業で竹ぼうきで掃き集めるのだ。そして札幌市から支給されている40kg詰めのボランティア袋に収集する。本日は正確に数えなかったがボランティア袋12~3袋はあったのではないだろうか。

   

※ 清掃前の近代美術館前の路上の様子です。

   

※ 会員の方々が手に手に竹ぼうきを持って、文字通り手作業で枯葉を集めます。

   

※ 掃き集めた枯葉は、このようにところどころに集め、ボランティア袋に収納します。

   

※ 集まったボランティア袋です。ゴミ集収集車で運んでもらいます。

 私たちが掃き清めて、路上がすっきりとした姿を呈するのは一瞬である。掃いた後からも次から次へと枯葉が舞い落ちる。だから私たちは一瞬の美” を求めての清掃活動なのである。先ほど(午後2時過ぎ)路上を見てきたが、枯葉がかなり路上を覆っていた。

   

※ 清掃を終えた後の路上は一瞬ですがきれいな状態になりました。

 本日の清掃活動の他に、ART文字などを象っているクサツゲの冬越しのために、枝を棕櫚縄で結わえる作業を行った。この作業はけっこう大切である。小さな株に葉がたくさん付いているクサツゲは雪の重み耐えられないこともある。枝を結わえることで雪の害が逃れることができるのだ。

   

※ 棕櫚縄で結わえる前のART文字を象るツゲクサです。

   

※ 棕櫚縄で結わえ、冬越しの準備ができたクサツゲです。

 野山の動物たちと同じように私たちの活動も冬眠に入る。いつもは活動終了後に反省交流会を行っているのだが、今年はコロナ禍ということもあり取り止めとした。したがって会員の方々とも約半年間のお別れである。来春の再会を約して…。



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