マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

ローカルな風景 第34回 (流山電鉄:30余年の変貌)

2008-04-17 01:24:25 | ローカルな風景
こんばんわ!
今週に入ってからのあまりにもアクセス数がDOWNしているので、ヤケクソな気分で見た人だけが得するようなネタにしてしまえ!

ということで、以前から地味ネタだったローカルシリーズを久々に・・・。

今日のネタは流山電鉄です。
昭和47~48年くらい、武蔵野線が開業したばかりの頃にタダ乗りの悪さをしていた小坊つばさ。新松戸に3回くらい行ったことがあります。
その頃初めて知った流山電鉄。元西武のやたら古い鋼体電車が走っていました。
でも、あまり古い電車に興味が無かったので、1回だけ乗った記憶があるくらいです。

元々私鉄電車には興味を示さなかったのですが、常磐線へ撮影に行ったときに、武蔵野線の乗り待ちで撮影したものが出てきましたのでアップいたします。


昭和56年5月 武蔵野線 新松戸駅ホームより



昭和56年8月30日 武蔵野線 新松戸駅ホームより

タマタマなんですが、何故か常磐線の撮影(もしかしたら一筆書き乗車?)と駅(Station)号を撮りに行った際についでで撮影したものです。
まるで定点撮影のようにほぼ同じ場所から撮影しています。3ヶ月のブランクがありますが、線路際で新しいビルの建築に入った様子が判りますね。少し離れたところには巨大なマンションも建っており、発展目ざましい様子が伝わってくると思います。



昭和56年8月30日 流山電鉄 小金城址~幸谷間にて

このときは、「駅(Station)号」を駅撮りではなく線路沿いから撮影したため、異動の際に撮影したものと思われます。何せ、この写真を撮った記憶すら残っていませんでした。フィルムスキャンの産物の画像です。
上の高架線は武蔵野線です。



平成20年4月12日 武蔵野線 新松戸駅ホームより

この間、常磐緩行線の写真を撮りに行ったとき、比較用の写真を撮ってきました。
ホームの柵も背が高くなり、私の身長(180cm)でも背伸びをして手を垂直に上げてやっと撮れるような状態になっていました。
駅前のロータリーは昔の写真を変わらないようですが、あまりにもビルが建ち並んでしまったため、遠くにあった巨大なマンションすら見えなくなってしまいました。
手前にもビルが建ち、踏み切りも全貌が利かなくなって、非常に窮屈な風景になってしまいました。


そして、こちらあまりにも古くて画像が悪いのですが、スペシャル画像です。



昭和48年頃 武蔵野線車内から

35年近く前の写真なので非常に写りが悪くて申し訳ないのですが、既にネガが無いためこれ以上の鮮明さは望めませんでした。※画像をクリックすると大きく拡大します。
線路の位置からして、武蔵野線発車直後に車窓から撮影したものと思われます。
紛れも無く新松戸の駅前なんです。
遠く馬橋方面には住宅が建ち並んでいますが、立ち入り禁止にしていたかのように、こちら側には家が殆ど建っていません。
先般発売された鉄コレのような車両が走っており、その辺りが「幸谷駅」のあるところです。

新松戸も新駅でしたので、駅前にも殆ど家は建っていませんでした。惜しむらくは鉄道写真らしい写真を撮っていなかったことですが、当時の写真代はべらぼうに高かったので、電車賃すら払えない小坊つばさには、この1枚も大変な価値があったのです。
コメント (16)
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