マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

瀬野八のプッシャーEF59 総集編

2008-04-20 01:55:45 | 国鉄・JR機関車(直流型)
昨日は、午前中から夕方まで買い物と映画で、中段でアップすることも整理する作業も出来ませんでした。いわゆる家族サービスに徹してしまったため、ネタ作りもおろそかになってしまいました。

さて、今日は過去ログで1度アップしたことがあったのですが、西の箱根こと瀬野八で活躍していたEF59の未公開画像のアップをもって総集編にしたいと思います。
EF59についての簡単な説明や撮影当時のお話は http://diary.jp.aol.com/marutetsu/42.html で記しておりますので、お時間のある方は是非ご覧くださいませ。



昭和57年10月4日 EF591+EF596 一般貨物列車


昭和57年10月4日 EF591+EF596 一般貨物列車

同じペアで後押しする一般貨物列車。既にEF60改造のEF61200番代も登場していましたので、列車の重量によって1000t未満はEF61200単機、1200tはEF59重連と棲み分けされていたようです。



昭和57年10月4日 EF591+EF596 重連単機


昭和57年10月4日 EF5915+? 重連単機

上り列車の補機を務めたEF59は重連単機で山を降りてきます。日中は貨物列車の本数が少ないため、同じペアが行ったり来たりで変化が少ないようです。リンク先にはカラーの4重連単機を掲載しています。



昭和57年10月4日 EF5916+EF599 コンテナ貨物列車


昭和57年10月4日 EF5916+EF599 コンテナ貨物列車

コキ50000系を主体とするコンテナ貨物列車。高速貨物でも重量がある以上は補機の連結を欠かすことが出来ません。もちろんEF66が牽引していてもダメなんです。



昭和58年5月15日 EF5916+? 高速コンテナ列車

コキ50000系で組成された高速貨物列車。コキ10000系よりもスピードが落ちますが、コキ50000は1両に5個のコンテナを積載できるため(コキ10000は改造後に4個積み)、同じ編成延長でも大量輸送が可能でした。両端をコキフ50000で組成した編成はコキ10000系に負けないくらい壮観でした。



昭和58年5月15日 EF593+21 一般貨物列車

こちらは、上とは全く異なる様々な貨車が延々と連結された一般貨物列車。この時代は編成の整ったコンテナ列車が非常にスピード感があって魅力がありましたが、コンテナばかりの今となっては、このように種々雑多な車両が混ざっていた方が如何にも貨物列車らしく感じます。



昭和58年5月15日 EF59重連回送

こちらの写真は、両方ともテールランプが改造され、PS22Bパンタ化など魅力も半減し、おまけに番号すら判らないのでお蔵入りする筈の写真だったのですが・・・。
実は、国道を走るトレーラーヘッドに”萌え~”だったので思わずスキャニングしてしまいました。当時はトラックなど全く興味はありませんでしたので、完全に偶然の産物であります。



昭和60年3月30日 EF5911 高崎第二機関区にて

最後におまけ画像ですが、高崎二区公開の際に西から呼び寄せた11号機です。こんなところにも高崎二区の職員の方たちの熱意を感じます。このほかにもEF532に復元したカマもあったのですが、テールランプが埋め込み式に改造されていた車両のため、かなりガッカリしましたね。でも、元々は東海道で特急列車を牽いた栄光のカマですから、保存に値することは間違いないでしょう。

今までプリントにすらする気の無かったEF59。その裏には同じ車番のもが多かったこと、カメラのシャッター幕に穴が開いてネガがダメになってしまったことなどの理由があったのです。しかし、フィルムスキャンを通して写真にするコストが省け、電子データ化により画像加工で修正が利くことなどから、これらの枚数が一気に復活することとなりました。25年の歳月を経て復活したEF59。懐かしさでいっぱいです。



コメント (14)
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