おはようございます。
昨夜はAOLの接続があまりにも悪く、更新作業がままならなかったのでこの時間になってしまいました。コメントのご返事も遅くなってしまい誠に申し訳ございません。
さて、一連のフィルムスキャンもほぼ終結に向かい、データ整理は残っているもののカテゴリごとの目安がつきましたので、ネタとしてまとまりそうなものからアップして行こうと思います。
今日は、田端~川口間を走っていたDD13型牽引の貨物列車をご紹介したいと思います。
川口駅までサッポロビール工場からの引込み線もあり、昭和59年頃までは一般貨物とあわせて貨物営業が栄えておりました。サッポロビール工場の移転及び大合理化により貨物営業も廃止、サッポロビール工場跡地は再開発によりイトーヨーカドー(アリオ)とマンション・一戸建て住宅に変貌を遂げ、川口駅構内も駐車場・駐輪場に変わっています。
川口駅の貨物構内は、東北貨物線と反対側の海側に所在しているため、東北本線・京浜東北線を跨ぐ架橋により結ばれています。この架橋は蕨方面のみからしか渡れないため、川口から都心方面へ向かう貨車は蕨駅まで下り、機回し後に田端に向けて上って行くというダイヤになっていました。
この田端~蕨~川口間の運用にはDD13が充てられていたため、全線電化区間を走るディーゼル機牽引の貨物列車となっており、しかも入換専用機のDD13が本線を走る運用としては比較的長いため、特に末期頃には注目を集めていたようです。
昭和52年頃 東北本線 西川口~蕨間にて DD1320牽引 貨物列車
昭和53年頃 東北本線 西川口~蕨間にて DD1330牽引 貨物列車
昭和54年頃 東北本線 蕨駅にて DD13133牽引 貨物列車
昭和55年頃 東北本線 蕨~西川口にて DD13116牽引 貨物列車
昭和55年7月 東北本線 西川口~蕨間にて DD1325 単機回送
昭和55年7月 東北本線 西川口~蕨間にて DD1325牽引 貨物列車
昭和57年5月 東北本線 蕨駅にて 折り返し待機中のDD1336
写真を撮り始めた頃から常に身近にいましたので、特に注目するわけではなく、何となく撮ったものが残っていた感じです。品川にいた1桁車を見たときは喜んで撮りましたが、田端配置の車両は第2陣だったので20番代以降でした。それでも、写真の116や133などの2つ目車はかなり珍しかったので、狙っていたわけではなかったにしても取り敢えず押えていたという感じでしょうね。
貨物の輸送システムの見直しから中間駅の貨物扱いがことごとく廃止され、川口駅も然り、折り返しの拠点であった蕨駅もあっさりと廃止されてしまいました。
ちなみに、蕨駅では日本車両蕨工場と住友セメントがあり、貨物扱い駅としてはそれなりに規模があったのですが、日本車両は物心ついた頃には既に愛知県豊川に移転し、住友セメントもいつ頃か定かな記憶がありませんが、昭和55年頃には移転していたかもしれません。
貨物の度重なる合理化で次々と姿を消していったDD13型機関車。昭和59年2月のダイヤ改正で最終打撃を受けました。その直後の分割民営化に際しては、稼動経歴の浅いDE10やDE11でさえ大量に廃車されてしまったくらいですから、旧型で非力なDD13型が残る余地も無かったと言えましょう。
私自身は川口駅での貨物の様子を撮影したものが無かったのですが、シービーさんのブログで様子が判る記事を掲載しておりますので、是非お訪ね下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/mrcbcross14/archive/2008/01/19
昨夜はAOLの接続があまりにも悪く、更新作業がままならなかったのでこの時間になってしまいました。コメントのご返事も遅くなってしまい誠に申し訳ございません。
さて、一連のフィルムスキャンもほぼ終結に向かい、データ整理は残っているもののカテゴリごとの目安がつきましたので、ネタとしてまとまりそうなものからアップして行こうと思います。
今日は、田端~川口間を走っていたDD13型牽引の貨物列車をご紹介したいと思います。
川口駅までサッポロビール工場からの引込み線もあり、昭和59年頃までは一般貨物とあわせて貨物営業が栄えておりました。サッポロビール工場の移転及び大合理化により貨物営業も廃止、サッポロビール工場跡地は再開発によりイトーヨーカドー(アリオ)とマンション・一戸建て住宅に変貌を遂げ、川口駅構内も駐車場・駐輪場に変わっています。
川口駅の貨物構内は、東北貨物線と反対側の海側に所在しているため、東北本線・京浜東北線を跨ぐ架橋により結ばれています。この架橋は蕨方面のみからしか渡れないため、川口から都心方面へ向かう貨車は蕨駅まで下り、機回し後に田端に向けて上って行くというダイヤになっていました。
この田端~蕨~川口間の運用にはDD13が充てられていたため、全線電化区間を走るディーゼル機牽引の貨物列車となっており、しかも入換専用機のDD13が本線を走る運用としては比較的長いため、特に末期頃には注目を集めていたようです。
昭和52年頃 東北本線 西川口~蕨間にて DD1320牽引 貨物列車
昭和53年頃 東北本線 西川口~蕨間にて DD1330牽引 貨物列車
昭和54年頃 東北本線 蕨駅にて DD13133牽引 貨物列車
昭和55年頃 東北本線 蕨~西川口にて DD13116牽引 貨物列車
昭和55年7月 東北本線 西川口~蕨間にて DD1325 単機回送
昭和55年7月 東北本線 西川口~蕨間にて DD1325牽引 貨物列車
昭和57年5月 東北本線 蕨駅にて 折り返し待機中のDD1336
写真を撮り始めた頃から常に身近にいましたので、特に注目するわけではなく、何となく撮ったものが残っていた感じです。品川にいた1桁車を見たときは喜んで撮りましたが、田端配置の車両は第2陣だったので20番代以降でした。それでも、写真の116や133などの2つ目車はかなり珍しかったので、狙っていたわけではなかったにしても取り敢えず押えていたという感じでしょうね。
貨物の輸送システムの見直しから中間駅の貨物扱いがことごとく廃止され、川口駅も然り、折り返しの拠点であった蕨駅もあっさりと廃止されてしまいました。
ちなみに、蕨駅では日本車両蕨工場と住友セメントがあり、貨物扱い駅としてはそれなりに規模があったのですが、日本車両は物心ついた頃には既に愛知県豊川に移転し、住友セメントもいつ頃か定かな記憶がありませんが、昭和55年頃には移転していたかもしれません。
貨物の度重なる合理化で次々と姿を消していったDD13型機関車。昭和59年2月のダイヤ改正で最終打撃を受けました。その直後の分割民営化に際しては、稼動経歴の浅いDE10やDE11でさえ大量に廃車されてしまったくらいですから、旧型で非力なDD13型が残る余地も無かったと言えましょう。
私自身は川口駅での貨物の様子を撮影したものが無かったのですが、シービーさんのブログで様子が判る記事を掲載しておりますので、是非お訪ね下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/mrcbcross14/archive/2008/01/19