え~、こんばんニャ。
今日は京浜東北線の人身事故でヒドイ目に逢いました。25分の遅刻です。こういう時に限って仕事も忙しくて、1日中バタバタしてしまいました。ホント迷惑なヤツですな。
さて、今まで当ブログでは、ブルトレ以外に車両形式に拘って客車をアップしたことは無かったのですが、最近お越しいただいている『「ひばり」で上京』さんのリクエストにお応えして、旧型客車の中からスハ32系の写真をアップしてみようと思います。
スハ32系は、戦前に製造された本格的20m級大型客車です。その経歴、車種、旧形式番号や他車改造、さらにはGHQ(進駐軍)接収など、変遷を語ると1冊の本が出来てしまうほどのボリュームがありますので、今日は必要最低限の解説のみとさせていただきます。
昭和55年8月14日 東北本線 福島駅にて スハフ32
昭和55年1月頃 東北本線 黒磯駅にて スハフ32
スハ32系の緩急車であるスハフ32。デッキ内側に洗面所、反対側デッキ内側に車掌室を設置しています。1ボックスに2枚の小窓が外観の最大の特徴です。
昭和55年1月頃 東北本線 黒磯駅にて スハフ32車内
上の写真の車両の車内。車端ドア部分の座席のみ肘掛けが付いていなく、座席幅も狭くなっています。非常に危険な座り心地の席で、絶対的に避けたいポジションでした。
この車両の日除けはカーテンではなく、木枠に鉄製?のヨロイ戸が組み込んだレトロなもの。確か、途中段では止まらず、上げるか下げるかだけだったような記憶があるのですが・・・。
撮影時期・場所不明 中間車 スハ33形
スハ32系に台車は基本的にTR23ですが、寝台客車オハネ17改造の際にTR23を供出・振り替えたためにゴツイTR47を履いた車両。
中間車のみが存在し、スハ32に対して番号を1つ足したスハ33の称号を与えられ区別されました。
主に東北地区で使用されていたようです。
昭和55年1月頃 東北本線 黒磯駅にて スハ33
こちらも中間車で、スハ32だと思っていたら、台車を見るとTR47を履いているため、スハ33と判りました。台車の違いのみであるため、外観はスハ32と何ら変わりません。
昭和56年3月 根室本線 釧路駅にて スハ32 233
私の所有する写真で唯一の北海道車。列車写真として写っているものはありますが、形式的に撮ったのはこの1枚のみです。
札幌圏から地方まで、幅広く分布していたようです。
客車構造は基本的に同一ですが、北海道仕様で二重窓になっていること、車軸発電機がベルト式ではなくギア式になっていることなどが内地向けと異なります。通常、客車では北海道仕様として500番代を名乗ることが一般的ですが、旧型客車では寝台車やグリーン車を除いては500番代に区別されていないことが多かったようです。
外観では判りませんが、東北・北陸地区の旧型客車は基本的に電気暖房対応であり、北海道や西日本及び東北のDL牽引区間では蒸気暖房対応となっております。
したがって、今日ご紹介いたしました1枚目から電気暖房対応の2000番代、最後の北海道用スハ32のみが0番代の蒸気暖房対応となっています。
私的にも幼少の頃から馴染みのある旧型客車は大好きで、古典的なスタイルであるスハ32系は特に好きな車両でした。
客車列車ともなると電気機関車を中心に撮影してしまうことが多くなってしまいますが、大好きな車両だからこそ、これだけでも個別に撮影してあったのだと思います。
今日は京浜東北線の人身事故でヒドイ目に逢いました。25分の遅刻です。こういう時に限って仕事も忙しくて、1日中バタバタしてしまいました。ホント迷惑なヤツですな。
さて、今まで当ブログでは、ブルトレ以外に車両形式に拘って客車をアップしたことは無かったのですが、最近お越しいただいている『「ひばり」で上京』さんのリクエストにお応えして、旧型客車の中からスハ32系の写真をアップしてみようと思います。
スハ32系は、戦前に製造された本格的20m級大型客車です。その経歴、車種、旧形式番号や他車改造、さらにはGHQ(進駐軍)接収など、変遷を語ると1冊の本が出来てしまうほどのボリュームがありますので、今日は必要最低限の解説のみとさせていただきます。
昭和55年8月14日 東北本線 福島駅にて スハフ32
昭和55年1月頃 東北本線 黒磯駅にて スハフ32
スハ32系の緩急車であるスハフ32。デッキ内側に洗面所、反対側デッキ内側に車掌室を設置しています。1ボックスに2枚の小窓が外観の最大の特徴です。
昭和55年1月頃 東北本線 黒磯駅にて スハフ32車内
上の写真の車両の車内。車端ドア部分の座席のみ肘掛けが付いていなく、座席幅も狭くなっています。非常に危険な座り心地の席で、絶対的に避けたいポジションでした。
この車両の日除けはカーテンではなく、木枠に鉄製?のヨロイ戸が組み込んだレトロなもの。確か、途中段では止まらず、上げるか下げるかだけだったような記憶があるのですが・・・。
撮影時期・場所不明 中間車 スハ33形
スハ32系に台車は基本的にTR23ですが、寝台客車オハネ17改造の際にTR23を供出・振り替えたためにゴツイTR47を履いた車両。
中間車のみが存在し、スハ32に対して番号を1つ足したスハ33の称号を与えられ区別されました。
主に東北地区で使用されていたようです。
昭和55年1月頃 東北本線 黒磯駅にて スハ33
こちらも中間車で、スハ32だと思っていたら、台車を見るとTR47を履いているため、スハ33と判りました。台車の違いのみであるため、外観はスハ32と何ら変わりません。
昭和56年3月 根室本線 釧路駅にて スハ32 233
私の所有する写真で唯一の北海道車。列車写真として写っているものはありますが、形式的に撮ったのはこの1枚のみです。
札幌圏から地方まで、幅広く分布していたようです。
客車構造は基本的に同一ですが、北海道仕様で二重窓になっていること、車軸発電機がベルト式ではなくギア式になっていることなどが内地向けと異なります。通常、客車では北海道仕様として500番代を名乗ることが一般的ですが、旧型客車では寝台車やグリーン車を除いては500番代に区別されていないことが多かったようです。
外観では判りませんが、東北・北陸地区の旧型客車は基本的に電気暖房対応であり、北海道や西日本及び東北のDL牽引区間では蒸気暖房対応となっております。
したがって、今日ご紹介いたしました1枚目から電気暖房対応の2000番代、最後の北海道用スハ32のみが0番代の蒸気暖房対応となっています。
私的にも幼少の頃から馴染みのある旧型客車は大好きで、古典的なスタイルであるスハ32系は特に好きな車両でした。
客車列車ともなると電気機関車を中心に撮影してしまうことが多くなってしまいますが、大好きな車両だからこそ、これだけでも個別に撮影してあったのだと思います。