枕草子 第四十九段 猫は
猫は、
表のかぎり黒くて、腹いと白き。
猫は、背中全体が黒くて、お腹が真っ白なのが可愛いですねぇ。
当時すでに猫もよく飼われていたようですが、おそらく犬よりは少なく貴重だったと思われます。
第六段の「上にさぶらふ御猫は・・」の内容や、前段および前々段の牛や馬に比べて、この猫の段は、嫌にあっさりしています。
もしかすると少納言さま、それほど猫はお好みではなかったのかもしれませんね。
猫は、
表のかぎり黒くて、腹いと白き。
猫は、背中全体が黒くて、お腹が真っ白なのが可愛いですねぇ。
当時すでに猫もよく飼われていたようですが、おそらく犬よりは少なく貴重だったと思われます。
第六段の「上にさぶらふ御猫は・・」の内容や、前段および前々段の牛や馬に比べて、この猫の段は、嫌にあっさりしています。
もしかすると少納言さま、それほど猫はお好みではなかったのかもしれませんね。