黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

秋風、吹いて下さーい。

2012-08-27 21:29:34 | Weblog
「済州島4.3事件」の本、非常に冷静で精密。それだけに、平和な島・済州島で起こった抗争の悲惨さが伝わります。この本、さすがは立命館大学の先生です。たくさんの思いを込めて、それでも静かに書ききってある。
こういう韓国内部での悲劇的な歴史もあるから、よけいに「憎いのは日本だ!」という大きな打ち上げ花火がこれまで有効だったのかもしれない。民主化されて年月を重ねてきたことだし、これからは変わると思いますけど。
韓国といえば、KARAの新曲「パンドラ」の動画が、日刊紙「朝鮮日報」の日本向けホーム・ページで紹介されていた。これ、日本語の曲も出ますか。
写真は「学問の秋」のイメージで。まず竹中先生(野洲)は読書のすすめ。大昔の動物だそうですが、かなり怖そう。竹中先生も怒ると怖いかも。八木先生(長浜)は日本史かるた。歴史のロマンを味わう秋です。講習会運営チームの佐藤理絵先生(唐崎)は夏期講習会のテキスト。みんな頑張りましたー。加野先生(水口城南)はエアコンのフィルター。きれいな空気で頑張る秋へ。そして畑先生(南草津)は「まだまだ暑いー!」とウチワです。
おうみ進学プラザは、いよいよ秋シリーズへ。夏期講習会の勢いで、このまま秋を駆け抜けて、気がついたら冬だった。そういうデザインです。実りの秋、学問の秋。

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超大型台風が沖縄へ。東シナ海も日本海も波高し。

2012-08-27 11:04:19 | Weblog

超大型の台風が沖縄へ。数字を見ると本当に強烈。沖縄での被害が少ないのは、備えがあるからでしょう。
久々に丸ごと休日の日曜日。よっし、チャンス到来!と、図書館へ。韓国の高校歴史教科書を借りて来ました。韓国は今でも国定教科書で、1種類しかない。日本には多種多様な教科書があります。そのあたりの日韓の事情の違いが理解されていないので「教科書問題」という奇っ怪なトラブルが起こりまして、あのときに「まぁ、とりあえず謝っておけばいいや」といういかにも日本人らしい対処をしたのがまずかった。日本のジジイ政治家が簡単に謝るのは、見ようによっては韓国を馬鹿にしているのじゃないだろうか。
で、韓国の教科書。「百済は山東地方と日本の九州地方まで進出するなど活発な対外活動をくり広げた」と書かれていて、栄光の古代をアピールす。ちょっと無理がありますが。韓流ドラマの時代考証がいいかげんなのは、そもそも教科書からして元気と勢いとメンツでエイヤッ、行け行けー!という姿勢で作っているからかもしれない。でも、ドラマは面白いですけど。
1900年代からは、日本と書かずに「日帝」(日本帝国主義)と書いてある。うわぁ、すごい。教科書というより演説集。「こんな教科書で…と言っても1種類しかない…歴史を勉強したら、日本が嫌いになるのも無理はないよなあ。ふぅ」と思います。KARAのお姉さんたちも、高校ではこんな歴史を勉強したのだなあ。ただ、以前の教科書よりは落ち着いてきている印象もあります。
日韓関係以外の韓国史の内容は、私にとってよい復習になるからドンドン読もう。
「済州島四・三事件」文京朱(本当の字は、朱にサンズイあり)著。こちらは2回目ですが、深い。そして重い。リゾートの島、韓流ドラマのロケ地の1948年からの争乱についての本で、著者は立命館大学の先生です。
夏期講習会が終わって、ホッと一息…という間もなく秋の勉強がスタート。さっき河合塾マナビスの受講室をのぞいたら、高校生達が黙々と勉強していました。「センター試験まであと○○○日」のポスターも。深まる秋に高まる熱気。
写真は夏期講習会の思い出シリーズです。

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