バタバタして本が読めなかった。終盤になってまとめ読み。まるで夏休みの宿題を片付けようとする生徒みたいですが。
「かつて野付牛といったこの北見市一帯は、北海道としては気候と地味に恵まれたところで、米、小麦、ジャガイモ、甜菜、その他いろいろできる。とくにハッカの生産は有名だ。裕福なところらしい」
「常呂はサロマ湖の東岸栄浦への入り口である」
以上、宮脇俊三鉄道紀行全集第一巻「最長片道切符の旅」より。
宮脇俊三さんが鉄道旅行で通過した北見、常呂では、後にLS北見の「カーリング娘」たちが大活躍をすることになるのです。ただし、この路線は残念ながら廃線。
私も同じ線路を旅しましたが、宮脇さんのような分析、観察、風雅な鑑賞などナシ。1月の末から2月の前半の北海道だから、どこへ行っても真っ白で、とにかく寒かった。ものすごく寒かった。
貧乏旅行で宿には泊まらず、駅で過ごしたり、通りかかる列車で適当に往復して座席で寝たり。ひたすらパンと牛乳と、市場で買ったリンゴだけの旅でしたね。今にして思えば勢いだけで出発した。事前に色々と調べておくと、もっと充実した北海道旅行ができたか。
5月は出張が多くなりそう。
まず9日から河合塾マナビスの用事で東京へ。前川先生、小野先生とムサくるしい男性3人。うむむ。
東京では福井県の河合塾マナビス藤島校・小尾先生が合流する予定です。校舎の仕事に加えて陸上競技のランナーとしても活躍している小尾先生、東京デビューです。
そして福井市の校舎の見学、その次には仙台市へも行く予定。
明日からおうみ進学プラザの初夏の学習プログラムが始まります。「青葉キャンペーン」の準備が着々と。生徒たちの頑張りを受け止めますよ。
写真は岡山県の自然シリーズ。中国山地のド真ん中の盆地です。
都会っ子へ。レンゲはマメ科なので、根に根粒菌が寄生していて、空気中の窒素をとりこんでくれます。つまり、レンゲを植えると土壌が豊かになる。
レンゲは家畜のエサになり、その後は田植えをして稲を育てる。花がきれいだから植えているわけじゃないのです。
美しくて、しかも飼料と肥料の2つの役に立つ。レンゲは偉大なり。
写真の白いプツプツしたつぼみはミカンの花。こんなにたくさん実が出来たら大変だ。
ラストで星本センター長の胸に輝いているのは、おうみ進学プラザ「青葉キャンペーン」の学習イベントの大型一斉テスト「プラザ・カップ」のメダルです。
LS北見の本橋麻里選手は胸がいっぱいになって「コメントは…無しでお願いします」と言っていました。汗と涙でつかんだ銅メダル。次は生徒たちの番です。