あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

危うしpochiko農園のスイカ

2024-07-03 00:28:14 | pochiko農園
どんよりと笠雲のかぶった磐梯山


今年のスイカは小玉スイカのみをハウスの骨組みの中に作った。
とても順調に育っているかのように思えたのだが
だからか、ワサワサ状態の葉っぱに見つけた黒い斑点。
まさかと思ってよく見ると苗の一本に出た炭疽病に違いない。
やられちゃったか…去年も炭疽病に感染し
気づくのが遅れて、あっという間に一面炭疽病だらけ。
ほとんど食べられなかった小玉スイカ。
 
 
 
炭疽病に感染した葉や茎
 
 
とりあえずの石灰で対処!



でも去年はまだ、夫農園に出た一昨年のスイカの大黒玉スイカのこぼれ種から
何本も何本も芽が出て、除草剤をかけたが、それでも3本ほど大きくなっていた
こぼれ種の苗、もったいないかとそのままにしておいたら
どんどん大きくなって、黒の大玉スイカが何個も何個も収穫できたので
それほど切実って感じはしなかったけど
今年は夫農園は友達夫婦に貸してしまった。


だから、そういうことも望めずに
このままだったら今年はスイカなしになるかも…困った。
それだけは避けたい。


とりあえず石灰がいいっていうので
石灰には殺菌効果がある…今家にあるのは牡蠣殻石灰と苦土石灰の粒タイプ
消石灰が一番殺菌効果があるというので
一時凌ぎに斑点の出た葉や茎を取り、その上に牡蠣殻石灰を振った。
次の日ホームセンターへ行って、消石灰を買って散布した。

次の日の朝仕事にも枯れてしおしおになってる茎や
黒い斑点の葉っぱを取り去り、バケツに二杯くらい。
それはゴミ袋に入れてゴミの日に出した。


殺菌剤はダコニール100が良いらしく
家にあることはあったけど、消費期限が既に切れてて
効果はどうか…ちょっと不明だったので
ホームセンターから家にある半分サイズのを新しく購入し
ダコニール1000を700倍に薄めて散布をする。
 
せっかく実った小玉スイカなのに…。


収穫まで5回ほど散布できるので、一週間か10日ごとに散布してみよう。
その間消石灰散布で…これで、感染した葉っぱを取り除いたりで
なんとか収穫まで持ってこれたらいいのだけど。


炭疽病とは初期段階では、葉に小さな水浸しのような病斑が現れ
次第に大きくなって暗褐色から黒色の病徴になり
果実に感染した場合は、表面に陥没したような黒い斑点が出現し腐ってしまう。


他にスイカだけでなく、イチゴ インゲン キュウリ コマツナ ゴーヤ シュンギク…などなど。
なかなか厄介な病気で、ちょうど梅雨の蒸し暑い時期に出ることが多い。


スイカの南端に伸びた弦はパラっとしているが
北側に伸びた弦は鬱蒼としているので
下に敷いたシートを斜めに持ち上げるようにして
途中だけど空中栽培のように網を張り、地面から離してみたり
思いつくこと、やるだけはやってみた。
 
 
 
少しでも茎を持ち上げ土から離す
 
上にどんどん這って行ってくれ!!
 
 
なのに邪魔をする輩が約一匹(;'∀')

ダコニール1000と消石灰でどこまで行けるか分からないけど
風通しが良くなるので病気も予防することができる。
もともとpochiko農園もそんなに広くないし
夫農園は使えないので、来年は完全空中栽培にしてみようと思った。


 
 
 
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする