吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

ゴーストライター疑惑 その6

2014年04月10日 05時47分33秒 | インポート

    いろいろな商品にはいろいろなキャッチコピーがある。そもそもキャッチコピーというものは江戸時代に平賀源内が鰻の蒲焼きの販売促進を目的として「土用丑の日」と宣伝文句をつけたのが始まりであるといわれている。そして現代にいたるまであらゆるキャッチコピーをみたが、購入して「なんだ、あの謳い文句は嘘じゃないか」と分かるものも数多い。その時は「なんだ騙された」と思うか「まあ、でも結構使えるし利便性もいいからよしとするか」と思うかは購入してからの使い勝手により納得できるかどうかにかかっている。しかしながら今回のゴーストライター事件では、キャッチコピーの内容云々ではなく、まさに「人の善意に付け込んで」という問題点が大きいのである。それにしても全聾、杖歩行、耳鳴り、また手首のサポーターなど数々の演出があった。それを本人の記者会見では一つ一つ「あれは本当か、それとも嘘か」などと追及されていた。まるで奉行所のお白洲での取り調べのようだった。<o:p></o:p>