吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

厳戒態勢下の東京マラソン その1

2015年03月06日 06時11分19秒 | 日記
 今年も2月22日に東京マラソンが行われた。4万人弱のランナーが都内を駆け抜けるさまはまさに圧巻であった。ところが今年は日本もテロの標的にされていることから、その警備は厳戒態勢を極めた。出場ランナーのボディチェックはかなり厳しく顔が隠れるコスプレの禁止、またペットボトル、缶などの飲み物も会場持ち込み禁止にされた。当日朝は小雨が降っていたが傘の持ち込みも禁止され会場入り口ですべて没収、破棄されたのである。また開催中はランニング・ポリスが走りながら警護にあたっていた。なんともこの厳しすぎるほどの体制に「安心して走れた」という意見とともに「厳しすぎる。やりすぎである。もう少しなんとか緩くできないのか」という意見も聞こえたのである。しかしながら、現在の世界情勢をみればわかるようにテロリズムは拡大しており、日本も対岸の火事ではなくなっているのである。テロリストからの攻撃対象として日本への攻撃順位は高い方ではなかろうが、いつ何時襲われる可能性もある。人が多く集まるところは標的にされやすいのである。