吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

なんかへんだなぁ? その1

2016年06月23日 06時18分01秒 | 日記
 舛添都知事が辞任した。なんだか極めて違和感が残っている。
 それは、疑惑の解明がなされていないことである・・なんてことではない。

 以前にもブログで書いたとおりの違和感である。
 つまり世の中揃って舛添さんのアラさがしを徹底的に、かつ継続して追及したことである。それはマスメディアの論調で「舛添悪人」という図式が作られて、言葉尻をとらえた追及であったり、上から目線は反省していないとの追及であったりもした。

 マスメディアのすごいところは、水戸黄門の図式と同じである。最初から悪人と善人の区別がなされ、一度悪人と決めたものは最後まで悪人として仕立て上げられるのである。
 そして街頭インタビューでも「舛添おろし派」の意見ばかりを集め、いかにも街中の市民が全員舛添さんに辞任を求めていますなどと偏向報道しているような気がしたのである。

 別に舛添さんを容認しているつもりはない。つもりはないが、メディアによって吊し上げられた。そしてこれだけ叩かれたので息の根が止められた感がある。二度と政治家での復帰は無理である。

 舛添叩きのメディアも本望であろう。今は「まだ疑惑は解明されていない」などといっているが、たぶんそのうちどこのメディアも触れなくなる。
 最初から「舛添おろし」が目的のようである。