昨日の午後、上司BRさんが事務所に戻って来ると、こう言った。
「sakeさん!選挙だよ!!郵政民営化が否決されて衆議院が解散したんだ!」
「へえ~。でも、私はあの話は何が何だかさっぱり判らないのです。ワイドショーでは、誰々が賛成だの反対だのやってても、根本的に何故賛成なのか、反対なのか、一般国民にとってはどちらが良い事なのかは教えてくれないからです。」
「お姉さんの言う通り!TVではそこまではやってないな。」
「はい、不思議ですよね。一般国民の事を考えたら、自ずとそう言う答えって、一つになるものではないんですかね?何故あんなに揉めているのか、さっぱり判りません。」
「なるほど。それでは俺達にとっては、どっちが得かと思う?」
「そうですね~また社長の事だから、また誰かの応援をしますよね?それで選挙事務所の改修でもあったら、少しは儲かるでしょうか。」
「何言ってるんだよ、そんな儲けは祝い金やら酒やら持っていったら、無くなっちまう。それよりこの暑い中、選挙の応援する事考えてごらんよ。ポスター貼ったりさ。」
「げげっ。この暑い中、座談会やら街頭演説やら聞きに行くんですか。」
「そうだよ、これからお盆だってのに。」
「たまらないですね。」
「俺はまた出かけるよ、郵政民営化の事は『ザイセイトウユウシ』の事をネットで調べてごらん。sakeさんも怒りがフツフツ沸いてくるよ。ははは」
そう言われたので、『ザイセイトウユウシ』をネットで調べる事にする。
財政と融資??財政等融資??←幾ら検索しても出てこない
正しくは『財政投融資』。
郵貯や簡保で集まったお金が、今は他の国債や道路公団他特殊団体いろいろの赤字の穴埋めに流れていると言う事らしい。(もちろん、こういう団体に郵便局のお金が流れる事で不当な大きな利益を得ている人も居るという事)
郵政民営化は、このお金の流れを絶ち、郵便局は郵便局内で収支をつけましょうと言う事らしい。
それだけ考えると、郵政民営化は間違っていないような気がするのだが・・??
反対する人は何故反対したのだろうか。またどうして反対する人がこれほど多いのだろうか。ますます謎は深まるばかり。
(郵便局が民間企業に変わると、大きなお金を持っているアメリカが介入してくるのではないか?と言う不安はあるそうですが、それにしてもここまで反対する?)
昨日の小泉さんの会見も聞きました。
一体この選挙の結果はどうなるのでしょう???
(私が調べた財政投融資の話、間違っていたら訂正お願いします)