本屋で立ち読みをする。
高校も最初は、「成績に合った公立高校」としか考えてなかったけど、受験が現実的になっていくうちに、ますます私立も一つの選択肢だと思う。学校によっては、その私立を第一志望にすると、公立と併願の受験生より有利にしてくれる所もあるらしい。もう少し成績が上がれば推薦と言う方法もある。
うちのkekeさんも成績は今ひとつでも、性格は真面目で優しい子なので(親バカ炸裂)少しでも落ち着いた高校に入ってほしいと思う。そしてまだ方向が決まっていないのなら、更に進学を目指してほしい。。。
偏差値が低い高校でも、そこで真面目に通学している子供はたくさん居るし、そこから大学進学する子供も何人も居る。高校卒から真面目に働いて家族を養っている人もたくさん居る。要は、場所はどこでも自分次第。
分かっている・・・それは分かっているけど、やっぱり自分の子供の事になると、話は別なのである。
これが親と言うものなのかなぁ。。
立ち読みした本によると、私立高校と公立高校の3年間の学費の差は、約150万円。しかし、公立高校から1年浪人して予備校に通う事を考えると、その差は50万程度だそうである。(50万でも大きいと言えば大きいけど)
2人子供が居たら、そんな事も言えないけれど、1人なら「それならちょっと頑張って私立でも」と思ってしまう・・・私は母子家庭だけど、子供には何の罪も無い。「母子家庭だから私立に行けない」とは言いたくない。
もちろん、朝から晩まで体がボロボロなるまで働いてでも・・とまでは思えないけれど・・1人だからちょっと頑張れば行かせられると思うと・・。
これは一人っ子だからかな。
兄弟が居ないから、せめて進学くらいはと言う負い目もあるのかな。
家に帰って、初めてkekeさんに「もうちょっと頑張って、この辺りの私立はどうかねえ?」と言ってみた。
「何でお金が掛かるのに、私立なの?」
「進学率が高いし、公立と違う日に受けられるよ。受けるだけでも受けてみたら?」
「ふーん。」
その後でひょいと見たら、高校受験の本が消えていた。
kekeさんが部屋で読んでいたようである。
少しはその気になったかな?^^