小田和正は還暦だそうな。あの透明感のある歌声は一向衰えを見せていない。TVでの彼の二時間番組は珍しく昨日から今日へかけて、TVの前に陣取った。東北大学の建築科をでた学士様は、180度方向転換してミュージシャンとなった。年が五つほどしか違わないこともあって、彼の楽曲には親しみを持っている。齢を重ね声量がなくなり、「懐かしのメロディー」を引っさげて、歌番組に時折元歌手(?)のお歴々が登場したりすると、居たたまれなくなってTVのスイッチを切ってしまうのだが、和正さんは将に現役である。若い女の子に涙させる実力をお持ちだから恐れ入ってしまう。
こっちときたら行きつけの床屋さんで「年をとったら身嗜みをちゃんとしなきゃダメですよ」とお説教を食らうくらいに、爺域に深く足を踏み入れている。
こっちときたら行きつけの床屋さんで「年をとったら身嗜みをちゃんとしなきゃダメですよ」とお説教を食らうくらいに、爺域に深く足を踏み入れている。