津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

改悪・建築基準法の行方

2007-12-28 09:13:23 | 徒然
 肝炎訴訟は福田首相の政治決断により、一転議員立法による全員救済の道が開けて、福田さんの点数稼ぎだろうが先ずはよかった。一方経済界あたりからも指摘を受けている「改悪建築基準法」に対して、福田さんが口を開いた。国交省は冷や汗ものだろう。

 談合事件などが報道されるたびに悪者呼ばわりされてきた建設業界だが、その殆どは汗水たらして一生懸命に頑張っている。公共事業の落ち込みが著しいここ数年だが、良く持ちこたえている。そんな中で「構造計算書偽装事件」が勃発して世間を震撼させた。国交省がどのような手を打ってくるかと思っていたら、先の建築基準法の改悪である。
住宅着工件数が発表され、「建築確認」の厳格化の影響が顕著に示されている。福田首相は「経済的影響を及ぼした事は、良く反省しなければならない」と発言した。大形建築物の落ち込みは更にものすごく、不況時代を身を削って堪えてきた業界に多大の影響を与えている。予想されていた事だがこれほどの数字になるとは思わなかった。法案を作った国交省の役人達は現状をどう認識しているのか、庶民の味方のはずの「公明党」出の大臣はどう思っているのか・・・「改悪・建築基準法」がもたらした影響は不況時代への再突入を予感させる。再改正されるのだろうが、それまでお互い飢え死にしないようにしなければ成らない。
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