吉川弘文館ホームページより
家康公伝1 関ヶ原の勝利 好評発売中
天文11年(1542)~慶長8年(1603)
240頁 2310円(税込) 978-4-642-01811-1
【「東照宮御実紀」巻1~4】
清和天皇の子孫とされる徳川家康。天文十一年、三河国岡崎に生まれ、六歳で今川義元の人質となるが、桶狭間の戦いに乗じて独立。織田信長の盟友として三河・遠江国に版図を拡げる。姉川の戦い、武田氏との戦い、本能寺の変を経て大大名へとのし上がり、豊臣秀吉と対峙。秀吉の死後、豊臣の遺臣と対立、やがて関ヶ原の戦いを迎えることになる。
家康公伝2 江戸開府 好評発売中
慶長8年(1603)~元和2年(1616)
366頁 2940円(税込) 978-4-642-01812-8
【「東照宮御実紀」巻5~10】
関ヶ原の決戦を制した家康は、朝廷より将軍宣下を受け、征夷大将軍の座に就いた。多くの大名らを従えた参内は、天下人家康の権勢を強烈に印象づけた。江戸に幕府を開くが、三年ほどで将軍職を子の秀忠に譲り、徳川の世が代々続くことを示す。徳川・豊臣のいわゆる二重公儀体制は、徐々にその綻びを露呈し、ついに豊臣家を討つことを決意する。
家康公伝3 【逸話編】三河から関東の覇者へ
5月刊行予定
【「東照宮御実紀附録」巻1~8】
織田・今川家で人質生活を送った家康は、独立後三河国を統一し、武田信玄や浅井・朝倉氏などとの戦いを経て、五ヶ国を領する大大名へと成長した。信長の後継者、豊臣秀吉には小牧・長久手で勝利するも臣従。小田原攻めや名護屋に出陣し、五大老筆頭として活躍する。秀吉死後、関ヶ原合戦前後までのさまざまなエピソードを集めた、逸話編第一冊。
家康公伝4 【逸話編】関ヶ原と家康の死
【「東照宮御実紀附録」巻9~16】
家康の会津攻め。これにより戦局は風雲急を告げた。石田三成の挙兵を知った家康は東海道を西上し、決戦の地へ。関ヶ原の戦いで勝利をおさめた後、宣下をうけて征夷大将軍となる。大坂冬・夏の陣に勝利し、以後二五二年続く江戸幕府の礎を築くなかで家康は静かに息を引き取る。さまざまな史料をもとに、家康像を浮かび上がらせる、逸話編第二冊。
家康公伝5 【逸話編】家康をめぐる人々
【「東照宮御実紀附録」巻17~25】
今川家からの独立、織田信長との同盟、武田信玄との攻防。時には信長の浅井攻めに諫言し、時には敗れた武田勝頼に礼を尽くす。学問・武芸を奨励し、自身は鷹狩りをこよなく愛した。生涯を通じ、幾多の戦いを経る中で、家康は数多の高名な武将たちと交わり、家臣らと心を通わせた。家康を取り巻くさまざまな人々とのエピソードを収めた逸話編第三冊。