津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

熊本の梅雨入り

2011-05-30 17:45:33 | 熊本

 熊本が梅雨入りしたという報道はまだ無いようですが・・・
先週はいかにもそれらしいぐずついた天気が続きましたが、台風一過今日は良い天気になり、四五日は雨が降りそうな気配がなく、梅雨入りは来週あたりに持ち越しそうな気配です。

ベランダに置いた観葉植物の鉢を持ち上げると、底に「なめくじ」がお住まいで家内が悲鳴を上げています。

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「旦夕覺書」 花--11

2011-05-30 10:23:56 | 旦夕覺書

    ■幽齋公被示家臣十一首

   寄合之善友
正直や能者物書學問者貴人年寄余所を見し人

   寄合之悪友
喧嘩好いげん廣言うつけ者人の中垣公事工む人

   薬となる物
朝起や身をはたらかし小食に師親に近く灸を絶すな

   毒となる物
酩酊にぼうまん晝寝遊山好親を不幸に主へ緩急

    人に譽らるヽ物
柔和やかに心をしめて気立能いんきん成にしく物はなし

    人に悪まるヽ物
すいにして物知りたてのさして口ついせう有て自慢する人

    物になる物
算かんや勇力武藝世上かた公儀才覺身を立る人

    物にならざる物
馬鹿無力病者述懐わやく者引籠思案油断不気根

    気高く見らるヽ物
おふよふに慈悲深く身持たてなる人そげひぬる

    下劣に見らるヽ物
賣買の値段つめして慾深く身持たてなる人そげひぬる

    無事に見らるヽ物
何も唯心すなをにうそいはて主を敬ひ儀を守る人

    右は先年同氏(堀内)弾蔵書くれ申候 此御歌も玄旨公と申傳候
きるものも内外しらて着る人ははなれる時に耻をこそかけ


    ■三齋公辞世曰
萬代も直きにすめよ渡り川かへらぬ水のあはれおもはヽ

    ■忠利公木石心なしといへとも私なし人は心あはれと曲りぬれば木石になんおとるといふ心を
道しらぬ人は人にてひとならすけに岩木のもおとるなりけり

    ■光尚公御歌
煙たつ空をあはれと鳴捨てかへるにおしき山ほとヽきす

心やすくする世ありともいかて我つらきけしきを人にみせまし

目釘穴うちおさまれる御代なれは柄は中々なる事もなし

    ■忠興公関ヶ原上杉景勝逆心に付加藤左馬助嘉明・忠興・福島左衛門太夫正則為先鋒
     此時秀林院殿に忠興歌
なひくなよ我ませ垣の女郎花あらぬ方より風は吹くとも

    ■秀林院殿御返歌
なひくまし我ませ垣の女郎花あらぬ方より風は吹くとも

    ■玄旨公御姉宮川様より御妹光壽院様へ
君こむといひし月日もすきぬれは待こそ渡れ天の橋立

    ■若狭より御返し
今はとて忘れなはてそあふ時は心にもあらて程はふるとも

 

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