津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■家紋のはなし 茶と橘

2015-11-26 09:21:40 | 家紋

                   丸に一つ茶の実丸に茶の実紋  丸に橘丸に橘紋

 我が家の近所の空き地の土手に、一本の葉張りの大きい茶の木があった。最近久しぶりに前を通ったら新しい家が建って、その茶の木の姿が消えていた。

山頭火に 茶の花や身にちかく冬が来てゐる という句がある。ちょうど今頃白い可憐な花を付けている時期だ。
手折って一輪挿しに活けたこともあるが、これはうまくいかずすぐに花が落ちてしまう。茶の実を拾って庭に植えて見たがこれも失敗した。
(銀杏は成功したけど・・・) 

ところで上の家紋、左が「丸に茶の実紋」である。どう見ても「実」とはおもえず、「花だろう」と突っこみをいれたくなる。
右は源平藤橘の「丸に橘紋」、似て非なる二つの紋だがさてどちらが先に出来たのだろうか・・・・
「橘の葉を三枚取れば茶の実紋」というが、オリンピックのエンブレム問題ではないが、少々デザイン盗用のにおいもする。

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■「肥後先哲評傳」GET

2015-11-26 07:28:10 | オークション

                 ◆0.01 【肥後先哲評伝 日本談義 創刊3周年記念号】 昭和16年 

  昭和16年に発刊された、「日本談義」創刊3周年記念号「肥後先哲評伝」を落札した。

「日本談義」とは、熊本在住の作家・荒木精之氏が昭和13年に創刊した総合文芸雑誌である。この「肥後先哲評伝」はその「日本談義」創刊3周年を記念して発刊された。
私が生まれる前の年である。このような本は所蔵するだけで心豊かになる。

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