津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■鉄漿(お歯黒)

2015-11-13 16:49:14 | 徒然

 先週の「ザ・鉄腕ダッシュ」でリーダーの城嶋君が、ダッシュ海岸で「鉄漿(お歯黒)」を作っていた。
「錆びた釘+漂流物のねぎの漬物の汁+タラノキ茶」で、見事鉄漿水を作りあげてお歯黒にしていた。
お遊びとはいえ馬鹿をやるなーと思いつつ興味深く拝見したが、これが思わぬヒントになった。

私は刀の鍔をペーパーウエイトに使っている。ただ鉄に三個の穴がうがかれているだけの、何の変哲もない安もので少し磨いてみようと研いでみた。
二三年前の話だが、ピカピカになったのは良いが、なんとも奇妙である。
うそか本当かは判らないが、肥後象嵌の鉄地はお茶の汁で染めるという話を思い出した。
鉄漿と同じじゃないかと思い、お茶とお茶ガラを小皿に入れてこれに刀の鍔をひたしてみた。小一時間もたたぬ内に汁が真っ黒になってきた。
これを一日おいて鍔を取り出してみたが、あまり変化も見られないので水洗いして其のままにしておいた。
今日ペーパーウエイトに使おうと取りだしたら色が変化している。
おぅ・・・・・・・・「ザ・鉄腕ダッシュ」さまさまではないか!!!
これはもう少し丁寧にやれば、元の刀の鍔の重厚な色合いが取り戻されるのではないかと思っている。
73爺のやることじゃーないな。

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■お安く読む・中公新書「細川ガラシャ--キリシタン史料から見た生涯」

2015-11-13 08:27:14 | 書籍・読書
  細川ガラシャ (中公新書)
 
    中央公論新社

 

安廷苑 著

明智光秀の娘として生まれ、細川忠興の妻として非業の死を遂げた細川ガラシャ。神父いに宛てた書翰をはじめ、海の向こうのイエズス会史料にも、彼女の記録は遺されている。本書は、それらの史料をひもとき、ガラシャの生涯に新たな光をあてる、意欲的な試みである。父光秀の謀叛、秀吉によるバテレン追放令、関ヶ原の戦い直前に襲った悲劇。キリシタンでありながら最後に死を選択した、彼女の魂の真の軌跡に迫る。

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ガラシャ夫人に関わる著書はかなり沢山ある。其の中にはキリスト教関係者のものも少なくない。
東京大学文学部東洋史学科出身の著者も、専門は「東洋キリスト教史」だというからキリスト教徒なのかもしれない。
「キリシタン史料から見た生涯」という副題があるように、他の多くの著者による作品と違い、歴史の専門家としての視点で捉えた著書といて価値がある。

ちなみに「年譜」に「慶長三年・・・三女萬を生む」とあるがこれは間違い、萬はガラシャの子ではなく生母は明智次右衛門女「小やや」である。

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肥後細川家侍帳 2-4 3冊/1978-1979 細川氏 熊本藩

2015-11-13 07:32:33 | オークション

                   肥後細川家侍帳 2-4 3冊/1978-1979 細川氏 熊本藩

                          肥後細川家侍帳 2-4 3冊/1978-1979 細川氏 熊本藩

                  第一冊が欠けて残念ですが、全四冊の内の三冊、今後はなかなか出ないのではないかと思いますねー。
                  第二・三冊は「肥陽諸士鑑」でそれぞれのお宅の家紋も紹介されています。只今6,000円 

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