改修工事のために休館していた熊本市田原坂西南戦争資料館が、明日11月15日に再オープンする。
かっての植木町立から、熊本市に合併政令指定都市移行後資料館の整備が急がれてきた。
展示物など内容も大いに整備されたことであろう。
西南戦争激戦の地田原坂にぜひお訪ねいただきたい。
熊本の加藤家(清正)が使う家紋に「墨折れ紋」がある。桔梗紋とこの墨折れ紋は、尾藤家没落後武具その他と共に加藤家に受け継がれた。
そのうちの「墨折れ紋」は、どんなに探しても家紋としての史料は見当たらない。加藤家菩提寺・本妙寺にこの墨折の模様が描かれた漆器が残されている。
その模様は一定ではなく、これを果して「家紋」と呼べるかどうか疑問もある。
加藤神社や本妙寺には、家紋としてしっかりした体裁のものが存在するのだろうが、私も書いてみようと取り掛かった。(昨日は雨でいたって暇だったし)
清正公400年遠忌の際開催された「加藤清正と 本妙寺の至宝展」の図録にある、模様が一番はっきりしている「桐桔梗折墨紋蒔絵飯櫃」の折墨を参考にする。
数時間奮闘して出来上がった。さて・・・・・
これは勝手に公開するには問題があるかもしれない。本妙寺さんのご了解を得なければならないだろうと思案している。
但し、史談会の史料として会員の皆様にはお披露目したいと思っている。どういう評価をいただけるか・・・・・・
追記:10:50 墨折紋が紹介されているサイトを見つけました。
ついに「折墨紋」の画像を発見