熊本史談会6月例会出席。バスで熊本市役所前まで行き、それから会場の伝統工芸館まで歩いて5~6分。
左手熊本大神宮の裏手に崩壊した無残な姿の東十八間櫓が目に飛び込んでくる。雨の中前を通る人たちは、歩みを止めて一様に見入っている。
石垣が崩れ落ち櫓の残骸が痛々しい。石垣には明らかに亀裂が伺えるが、ここ数日の大雨でまた崩壊が進むのではないかと懸念される。
私はこの櫓にはいささかの思い入れがある。我が先祖四代目の吉右衛門がこの櫓の櫓番を仰せつけられていたからだ。
「ご先祖様、あなたがお守りしていた櫓は、今無残なすがたに変わり果て涙雨に打たれています。どうぞ早く元の雄渾な姿に復元されますようお祈りください。」
如何ともし難い現状であるが、ただただ祈るばかりである。
こんな美しい文箱、手元に置きたいな~とちょっと気持が動きますね。高値に成りそうな感じ・・・・
慶應◆細川家伝来 九曜紋散朱塗螺鈿象嵌大名箪笥 唐銅菊花金具
黒漆の地に春慶のような風合いの朱色の漆を重ねて九曜紋を浮き立たせている。又きらびやかなあこや貝(?)の象嵌が印象的。
落札されたら何をお入れになりますか・・・・・