Sightsong

自縄自縛日記

スリランカの歌手、Milton Mallawarachchi ・・・ ミルトン・マルラウアーラッチ?

2008-08-18 16:54:03 | 南アジア

ささやかな夏休みを取っているが、夏ばてなのか体調が悪く、息子の宿題をみたりして、全く何ということもない。だらだらして棚から取り出したのは、1997年にスリランカで居候したときにプレゼントされたCDだ。歌手はMilton Mallawarachchiというが、まず発音がわからない。

ミルトン・マッラワラチチ?マラワラシシ?シシは獅子だからスリランカっぽいなと低次元なことしか疲れた頭に浮かばない。Googleで似たような名前を検索したら、同じスペルでマルラウアーラッチさんというひとがいた。シンハラ語もタミル語もさっぱりなので、アルバムのタイトルも不明。

Wikipediaで調べると、このミルトン・マルラウアーラッチ(ということにする。誰か教えて欲しい)は1998年に亡くなったそうだ。甘い雰囲気から言って、ロマンチックな唄なんだろうなとおもう。キーボードなんかも入ったサウンドはかなりゆるく、ヴィヴラートと相まって結構力がぬける。これはバイラなのか?夏ばて時にはいいかもしれない。

YouTubeで検索したら、いくつもあった。当然ながら、インドやスリランカのテレビで嫌というほど見ることができる、しょうもない映像にかぶせてある。下には、「これらの唄は不滅だ!」とか「若い頃を思いだす」などのコメントがある。これらのセンチメンタルなコメントを書き込むのは、たとえばわが身で想像するに、学生のころに(本当は)行きたくもないのに飲むたびに行ったカラオケの画像が、CD何枚セットとかのテレビショッピングで流れると、ついずっと見続けてしまうような気分と共通するのだろうか(勝手な想像)。

●YouTubeのクリップ集
○『Sinahawa Atharin』 飲んだくれ男や憧れの女性が登場。
○『Dasa ridenawa』 バイク乗りの男が待っているが、気紛れな女性はカメラマンの甘言に乗ってなかなか到着しない。
○『Me mai gaha yata』 仲の良かった甘美な記憶。カラオケのつなぎがかなり大げさ。

●スリランカ関連の備忘録(なかなかスリランカに行けないので・・・)
○『特別展スリランカ 輝く島の美に出会う』(東京国立博物館、2008/9/17-11/30) >> リンク
○『スリランカフェスティバル2008』(代々木公園、2008/9/13-14) >> リンク