アルド・ロマーノ『Liberi Sumus』(le triton、2014年)を聴く。
Aldo Romano (ds)
Henri Texier (b)
Vincent Le Quang (ts, ss)
ヴィンセント・レ・クアンは1975年生まれの42歳(このときまだ30代)。はじめて聴くのだが、テナーもソプラノも、その音色がクラを思わせて柔らかく、しかも表現が多彩。柔らかいといえばアンリ・テキシェも昔から柔らかくて好きである。
アルド・ロマーノ。 この人を2010年に観たときにマニッシュな魅力があるのだなと思った。かれのパルスは、肩や肘の起点から短く、しなやかさよりも、最短経路でボディを攻める感じ。
●参照
オーネット・コールマン集2枚(1989、2013年)
アルド・ロマーノ『New Blood Plays "The Connection"』(2012年)
アルド・ロマーノ『Complete Communion to Don Cherry』とドン・チェリーの2枚(1965、88、2010年)
アルド・ロマーノ、2010年2月、パリ(2010年)
ジャズ的写真集(5) ギィ・ル・ケレック『carnet de routes』 (1995年)
スティーヴ・レイシー『free for a minute (1965-1972)』(1965-72年)