日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2010年3月24日 【仕事】現場の人

2010-03-29 22:13:41 | 仕事
 今日から平和島(東京都大田区)にある某倉庫内で作業です。中古ノートPCの外装をクリーニングする作業…って何でそんな仕事を!?販売業者さんと値段が折り合わなかったから(苦笑)。安くする代わり外装は整備しませんよ、するなら御社でと言われでは…と。

 作業手順は大まかに次の通り。
1) BIOS立ち上がるか確認(HDD完全消去済み、OSなしのため)
2) 在庫票みたいなステッカーを剥がす
3) 本体のクリーニング
4) ACアダプタの通電確認

 1)と4)は全数を一気にやってしまいます。綺麗にしてから本体立ち上がらないんじゃ作業がムダですからね。事業所の中なんで写真撮りませんでした。山積みのPC、なかなか壮観だったんだけどな。

 人は当社で手配し、場所とクリーニング用品は業者さんのを借りました。要は現場の隅っこ(一室)でやらせて頂いたんですが、皆さんとても親切で優しい。ちょっとぶっきらぼうで口数は少ないんですが、何か訊ねるとシンプルに的確に教えてくれます。約束の期限に見積を送って来ず、そのうえ連絡取れずなかなか伝言も伝わらず…だった営業氏とは大違い。

 きっと営業氏は商売にならない仕事なのでチカラが入らなかったのでしょう。期末の「損切り案件」だったとのウワサを聞きました。なるほどそれじゃチカラ入らないか。納得はできないけどちょっと気の毒になってしまいました。以前、どこかの作業現場に行った時にも感じたことですが、それに対し現場はカネ勘定からやや離れた現物主義、実力主義(きちんと作業した者が正義)という違いが人の態度に顕れてくるのかなぁ…

 他所者を丁寧に迎えて下さった現場の方々のおかげで作業はまぁまぁの捗り、当初3日かかるかと予想したところ丸2日で仕上がるかも?ちょっと筋肉痛かな。

 ところで都立美原高の裏側の細道界隈には、猫がいっぱい居ます。誰だか定期的にキャットフードを供給している様子。来週なら桜並木も綺麗かな。
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【本】 下川裕治著「格安エアラインで世界一周」(新潮文庫)

2010-03-29 07:58:45 | 本・映画・展覧会
 最近の世界的な潮流としては「LCC(Low Cost Carieer)」の台頭が著しいと報道されている。日本でもその兆候は見えるが行政当局の規制が厳しかったり、大手二社の設立した会社も結局は大手並みのサービスを行わなければならなかったりとしっかり根付いて拡大しているとは言えないように見える。

 日本の状況はさておき、広がりつつあるLCCネットワークを使って世界一周をしちゃおうと言う計画、なかなか目の付け所は面白い。日本からマニラ/クラークへ飛び、そこからシンガポール→バンガロール→シャルジャ→アレキサンドリア/カイロ→アテネ→ニューヨーク→ロングビーチ→ロスアンゼルス。ちゃんと費用明細が出ているのも良い。

 さてLCC世界一周の会計しめてお幾ら?アライアンス発行の世界一周航空券と比べてどう?それは読んでのお楽しみ、どこを基準に良し悪しを判断するかだが、自分の読書前の予想(金額でなく総合的な判断)はピタリ的中だったと思う。少なくとも短期間の周遊旅行にLCCは向かないのだ。ピンポイント往復か、時間のある向きでなければ…

 本書のテーマはLCCなのだが、機内だけでなく中継地で過ごした時間も旅日記として書かれている。なので旅行好きが読んでも楽しめるだろう。不思議なことに下川裕治の著作は読んでいて不快に感じたり嫌味に思ったりすることがない。彼の思考・行動パターンは自分と大きく違うはずなのだが、書きぶりがそう感じさせるのだろうか。

 2010年3月22日 自宅にて読了
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