「エコ・テロリズム」と聞いたら直感的に何を連想しますか?私はやっぱり「シー・シェパード」だったんだけど…人によっては「グリーン・ピース」って意見も…?でもそれはちょっと古いんじゃないかな。
なぁんてコトも言えちゃうかも?と言うのが本書を読んだ成果か。意訳すれば「暴走する環境保護勢力」ってトコでしょうか、「勢力」ってたぶんNPOになるんだろうけど。
本書は、「テロ」に走る連中の論理を解説している。なるほどねと思った。論理構築する土台が違うから「会話」が成立しないんだ…目からウロコ。別に環境問題じゃなくて動物保護でも奴隷問題でも公害でも良い、「加害者」「被害者」とは一体どこに立って決めたものか?
「ボストン茶会事件」は、体制側から見れば「テロ」ではなかったか。時代が変わるきっかけの事件は、発生当時は(体制側から見れば)「テロ」と目されるものだ。それで世の中がひっくり返ればそれは「革命」として評価される。うーんそうかー。もしこれで国際的に捕鯨が全面禁止となれば、シー・シェパードの連中は革命の志士だ。断っておくが筆者は決して連中を支持しているわけではない。その考え方を解説しているだけである。
なかなか考えさせられる本だった。だからと言って危険な抗議活動する連中に同調したり擁護したりする気にはなれないなぁ。もう少し勉強…たぶんガイア思想あたり…しないとダメみたいだな自分。
2010年3月28日 自宅に読了
追伸
アウドドア・ウェアの老舗「パタゴニア」は「シー・シェパード」を支援している。モノ自体は良いだろうが、もし買おうとしている人はチラとそのことを思い出して下さい。
なぁんてコトも言えちゃうかも?と言うのが本書を読んだ成果か。意訳すれば「暴走する環境保護勢力」ってトコでしょうか、「勢力」ってたぶんNPOになるんだろうけど。
本書は、「テロ」に走る連中の論理を解説している。なるほどねと思った。論理構築する土台が違うから「会話」が成立しないんだ…目からウロコ。別に環境問題じゃなくて動物保護でも奴隷問題でも公害でも良い、「加害者」「被害者」とは一体どこに立って決めたものか?
「ボストン茶会事件」は、体制側から見れば「テロ」ではなかったか。時代が変わるきっかけの事件は、発生当時は(体制側から見れば)「テロ」と目されるものだ。それで世の中がひっくり返ればそれは「革命」として評価される。うーんそうかー。もしこれで国際的に捕鯨が全面禁止となれば、シー・シェパードの連中は革命の志士だ。断っておくが筆者は決して連中を支持しているわけではない。その考え方を解説しているだけである。
なかなか考えさせられる本だった。だからと言って危険な抗議活動する連中に同調したり擁護したりする気にはなれないなぁ。もう少し勉強…たぶんガイア思想あたり…しないとダメみたいだな自分。
2010年3月28日 自宅に読了
追伸
アウドドア・ウェアの老舗「パタゴニア」は「シー・シェパード」を支援している。モノ自体は良いだろうが、もし買おうとしている人はチラとそのことを思い出して下さい。