アジア系のバカ旅行記って他の地域より数が多い気がする。低コストで長期間居られる、もしくは色エロと遊べるからだろうか?お金を落とすだけなら構わないが日本人の評判は落として欲しくないものである…
ゲッツ板谷なる人物のことは知らないが、本書の旅のパートナー(そして写真家)である鴨志田穣、イラスト書いてる西原理恵子なら知っている。ふむふむ、あの一味ですか(と分かった気になってる)。
幸い、現地の人々の生活を踏み荒らしたり踏みにじったりする内容ではない。それどころか大真面目に「ベトナムに勝つ」ことを目標に出かけ、「強靭にタフな連中に負けた」と書く。ロクでもなさそうな人だが(失礼)けっこう本質的なところを突いている。少なくとも表面的な物見遊山しかしない自分よりはよっぽど現地を「理解」したんじゃなかろうか。
相棒の鴨志田氏(サイバラと結婚したのに若くして死んじゃったけど)が実に興味深い事を言ってる。なけなしの小遣いでも出して困窮する現地の人を助けようかという著者に対し「…いけないんだよ、中途半端に立ち入っちゃ」これに対し「それでも私は私のできることをやる」と「ハチドリ作戦」するか、「徹底してできないなら何もしない方がマシ」と考えるか?わからなくなってきた。
そう言えば当分バンコクにも行ってないな~。ちょっと行ってみたい気もするけど…当面は渡航自粛だよねバンコク。
2010年4月11日 自宅にて読了
ゲッツ板谷なる人物のことは知らないが、本書の旅のパートナー(そして写真家)である鴨志田穣、イラスト書いてる西原理恵子なら知っている。ふむふむ、あの一味ですか(と分かった気になってる)。
幸い、現地の人々の生活を踏み荒らしたり踏みにじったりする内容ではない。それどころか大真面目に「ベトナムに勝つ」ことを目標に出かけ、「強靭にタフな連中に負けた」と書く。ロクでもなさそうな人だが(失礼)けっこう本質的なところを突いている。少なくとも表面的な物見遊山しかしない自分よりはよっぽど現地を「理解」したんじゃなかろうか。
相棒の鴨志田氏(サイバラと結婚したのに若くして死んじゃったけど)が実に興味深い事を言ってる。なけなしの小遣いでも出して困窮する現地の人を助けようかという著者に対し「…いけないんだよ、中途半端に立ち入っちゃ」これに対し「それでも私は私のできることをやる」と「ハチドリ作戦」するか、「徹底してできないなら何もしない方がマシ」と考えるか?わからなくなってきた。
そう言えば当分バンコクにも行ってないな~。ちょっと行ってみたい気もするけど…当面は渡航自粛だよねバンコク。
2010年4月11日 自宅にて読了