日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】ゲッツ板谷著 「ベトナム怪人紀行」(角川文庫)

2010-04-16 20:59:37 | 本・映画・展覧会
 アジア系のバカ旅行記って他の地域より数が多い気がする。低コストで長期間居られる、もしくは色エロと遊べるからだろうか?お金を落とすだけなら構わないが日本人の評判は落として欲しくないものである…

 ゲッツ板谷なる人物のことは知らないが、本書の旅のパートナー(そして写真家)である鴨志田穣、イラスト書いてる西原理恵子なら知っている。ふむふむ、あの一味ですか(と分かった気になってる)。

 幸い、現地の人々の生活を踏み荒らしたり踏みにじったりする内容ではない。それどころか大真面目に「ベトナムに勝つ」ことを目標に出かけ、「強靭にタフな連中に負けた」と書く。ロクでもなさそうな人だが(失礼)けっこう本質的なところを突いている。少なくとも表面的な物見遊山しかしない自分よりはよっぽど現地を「理解」したんじゃなかろうか。

 相棒の鴨志田氏(サイバラと結婚したのに若くして死んじゃったけど)が実に興味深い事を言ってる。なけなしの小遣いでも出して困窮する現地の人を助けようかという著者に対し「…いけないんだよ、中途半端に立ち入っちゃ」これに対し「それでも私は私のできることをやる」と「ハチドリ作戦」するか、「徹底してできないなら何もしない方がマシ」と考えるか?わからなくなってきた。

 そう言えば当分バンコクにも行ってないな~。ちょっと行ってみたい気もするけど…当面は渡航自粛だよねバンコク。

 2010年4月11日 自宅にて読了
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2010年4月11日 【旅行】西伊豆紀行(2)

2010-04-16 07:03:35 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は午後から天候悪化の予報、朝の状況で見極めて「伊豆山稜歩道」をハイクして帰ろうと思っていたのだが、天候より体調がヨロシクない。先々週からの喉の痛みが退かない。原因は分かっていて、度重なる鼻血が元で鼻腔内が腫れ、飲酒で余計に腫れ、そのため睡眠中に口で呼吸をする結果、喉が乾燥して傷めてしまうのであろう。だったらまず飲むな!次に鼻腔内なんとかしろ!そうなんだけどねw

 喉の痛みは朝の起き抜けが酷く、その後は徐々に退いてく…はずだったのがここ2,3日は日中も痛んでる気がする。ここは大人しく帰るか…急行バスで三島に向かう。ところで高砂屋旅館、たった一人の宿泊客のため食事は部屋でだったのだが、夜朝ともにお盆いっぱいに並べられた料理、刺身にフライに和え物に煮物に…高価には見えないがバリエーションに富み、ご飯もふっくらと美味しく素晴らしいものだった。

 三島では乗換えしかしたことなかったので真っ直ぐ帰らず三嶋大社へ(バス運転手さん親切ありがとう)、散り際だったが桜は美しく、境内も良い感じで暫し佇む。町中を流れる良い感じのせせらぎ沿いに歩いて駅へ、ご多分に漏れず中心部の活気は無さそうだが。実は三島って引越し先の候補で考えたんだよね。伊豆も箱根も近いが、小田原や熱海と違うのは新幹線通勤だと始発/終着列車あるし、東名高速が使えること。何より、三島の方が広々してるでしょ?

 帰宅を新幹線か在来線グリーン車にするか迷ったが、在来線だと熱海で乗換えの際1番線方面から「なんで寄らない~」と両親の恨み節が聞こえてきそうなんで(汗)新幹線で帰京。乗ったのが元喫煙車でタバコ臭かった、だから他の号車より空いていたのか…?

 帰宅しても何だか喉の痛みは酷くなる一方、読書と昼寝でじっとしてました。
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